帰京して、昨晩は泥のように眠りました。
九州には母がいるし、東京には夫がいて
私はどこに行ってもひとりではありません。
これがひとりぼっちだったら寂しいんじゃないかなと
母を思いました。
隣人が、東京にいるお嬢さんと一緒に暮らすために引越をするという話を
今回母に何度も聞きました。なので
「お母さん、いつでも東京に来ればいいし、東京で同居だって私たちは構わないんだよ?」
と私が言っても、やはり母にそのつもりはありません。
お友達がいる九州がいいそうです。
「でもさ、お友達はおさんどんしてくれないわよ?」と話すと
「いろいろ活動してきた思い出を、
共有できる人が近くにいるということが大事なのよ」と母。
『おしん』の再放送最終回(昨日)で、おしんが浩太さんに言う台詞もそんなだっけ。
少しせつなくなりました。
母とはまったく思考、指向の異なる私は
ぜんぜん知らない人に囲まれて暮らすほうが
ずっと気楽だと感じます。
それは現在、人との強固なつながりがあるゆえかもしれません。