認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の入院をきっかけに ⑧配食サービスを利用開始

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住宅の寒さ対策だったり、段差の解消だったり、
高齢者のひとり暮らしは退院してからがたいへんです。
私がずっとついていられたらいいですが
仕事もパツパツしてくる時分なのでそうも言っていられませんでした。
しかし、高齢でなくても、退院後に自分の食事の仕度をするのはたいへん!
退院してきた母が、早々に自炊して食事をするのは過酷というもの。
ふと、「そうだ、配食を頼めないだろうか」と思いついて、
WEBで配送してくださりそうなところに次々問い合わせ。
2軒目で「いいですよ、行きましょう」とおっしゃるところが見つかって
依頼することができました。 ※地方ですからそんなに選択肢はありません。
次に私が帰省するまでの2週間、毎日配食をお願いすることに。
急性膵炎でしたから、脂っこいものや糖質過多を避けて
調整食を依頼することができました。

少し元気になってからも、水曜日と土曜日は配食をお願いし
今も土曜日は配食にしています。
また母が体調を崩したときには「すみません、お願いします!」と電話をしたら
都度、対応してくださるのが心強いです。
配達したときに母が不在な場合は「おかあさん出られませんよ」と
携帯にフィードバックをしてくださいます。
孤独死防止のセーフティネット
とにかく親切なお弁当店で、
遠距離介護を強力にバックアップしてくれます。

本当は毎回食器をお返しするのですが
母はそういうことが苦手。うまくできないので
ご担当者に相談して、使い捨て容器でご対応いただき、
母の「返さなきゃ」ストレスを軽減しています。

料金は、いつも月初に私のもとに請求が届き、口座へ入金するシステムです。
介護保険が適用されて、@800円⇒@422円。
支払いに母が絡むと、「もったいない」など言いだしそうなので、完全スルー。
そのせいか、「ありがたい」「ありがたい」と、ほぼニコニコしています。