認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「日課電話」前の確認事項

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夕方の日課電話。
この日の母は、コロナ禍以来、
久し振りにお友達と打合せを兼ねた外食でした。
「今日はお出かけは楽しかった?」
「ランチはみなさんでどこに行ったの?」
「いいねぇ。お母さんは何を選んで食べたの?」
あれこれ話がはずみます。


私が気になっていた、母が所属する団体の勉強会は
1学期中は活動休止と決まったそうです。
「じゃあ記念イベントはいつになったの?」と尋ねたら
「あれは10月にすることになった。日付は未定」とのこと。
それを聞いて私も安堵しました。
勉強会のメンバーには、きっとすごくきちんと考えて
緻密に物事を進められる方がいらっしゃるに違いありません。
ありがたい限りです。


日課の電話は、母が気持ちよくおしゃべりできればベストです。
インタビュアーとして、母に対して上手に質問を投げるつもりでやっています。
実質的には、こちらからの義務的な確認はあるものの、
母に「義務的」がバレてしまったら元も子もないというか
母さんの声が聞きたいので電話かけているんですよ
というスタンスは守りたいなと思っています。

だからこちらも楽しげなオーラを出しておきたい
聞き上手に徹して、母の話に対しては
「そう」「そうだね」「いいね~」と、まず肯定の相づちで受けまくって。
子どもに親が「今日は学校でどんなことがあったの? 何が楽しかったの?」
と話を聞くのと同じノリで、
母の話を「うんうん、それから?」と聞いてあげられたらと思います。
私が子どもの頃、
母が面白そうに学校での話を聞いてくれたみたいにできればいいのですが。
実際には日々の多忙な仕事や暮らしの合間にやるわけで
チョット難しいこともありますが!
とちっても気にしません。

それにしても、伝えなきゃいけないことを
私が忘れることも少なくありません
先週の土曜日も、前日に母に「明日は配食よ」と伝えるのを忘れていて
母は土曜日の夕食用に「200円で売ってた!」と喜んで、ちらし寿司を買ってきました。
恐る恐る「配食、きたよね?」と尋ねると。
「来た。明日の朝ご飯にする!」
…きっと冷蔵庫の肥やしになるはずです。

まず私が改善しなきゃ…というわけで、
電話をかける前にはスマホのメモに目を通してから電話、
というクセをつけようと思います。
1週間続けばこっちのもんだね。


昨日の母はお風呂入ったっけ? 夕食なんだっけ?
今日の母の予定を頭でおさらい
今日のマストの伝達事項をおさらい
今日のグッドニュース(できるだけ)
明日の暑い・寒いと伝達事項
口角上げて、笑顔よーし。
…ダイヤルする!