認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護者の暑さ対策_答えはまだない


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次に買うときも絶対これと思うほど、ボルネードのサーキュレーターが秀逸。
無段階式のダイヤルで、自由に風の強さが選べるのがいいんです!

 

寒さよりもむしろ夏の暑さのほうが高齢者には危ない。
それを危惧し、実家に室温計などを設置して注意喚起に努めています。
が、どっこい、高齢母のほうが私よりもずっと暑さに強く
熱中症でのびてしまい発熱するのは娘の私
へなちょこですみません。
言い訳すると、そもそも作業量が全く違いますから。

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夏の介護帰省は、暑さに弱い私にとっては小地獄です。
庭作業や、蒸し風呂のような台所で作業など、
暑さの中でのルーチン作業も静かにこたえます。


もちろん水分は摂っていますが、
クーラーをつけて体を冷やしつつ仕事ができたら、
どんなにラクか、仕事率が上がるか…。
以前は保冷剤をタオルに包んで首に巻けたのですが、
頸椎の病気があらわれてしまい、できなくなってしまいました。

 

第2の根城であるキッチンに冷房はなく、
隣室リビングのクーラーの風を
サーキュレーターで回す方法はありますが
非情な母にクーラーのスイッチを切られます。
どんなに理由を説明しようと、
「寒いっ!」と、3分後にはスイッチオフ。


身を守るため、なんとかこの状況を改善しようと
電気屋さんに、台所エリアにクーラーをつける相談をし、
下見にお越しいただいたことがあります。
しかし、構造上の問題で工事がかなり大がかりになるうえに
下見時に母が
ここにクーラーつけるのなら私死ぬからっ!(許せない、キーッ)」
モードに入り、電気屋さんもビビリ(そりゃそうです)、
あえなく断念でした。
…母さんのこと、うまくまけなかったな

 

仕方がないので、今はキッチンでサーキュレーターだけ回して
ぬるい風を起こしています。
また、首が無理なら脇にと、保冷剤を布でくるみ両脇にはさんでいます。
冷たすぎて、痛い。


まだまだ改善の余地がありそうです。

秀逸なボルネードのサーキュレーター。しかしこれも母が
「小さくて便利♪」と私の前から持ち去ってしまいます(泣
やはり2台目が必要…。

vornado.jp

 

すごくいいですが、首振りはしません。お気をつけて。