またもや使いかけで恐縮ですが、自分の調味料並べました。
右から、実家の海の塩)、太白ごま油(サラダ以外、油は全部これ)、醤油、本みりん、亜麻仁油、純米酒、純米酢、エキストラバージンオイルのコールドプレス、有機バルサミコ酢、未精製の生砂糖、九州の味噌
日課電話によると、昨日の母の夕食はコンビニのサンドウィッチでした。
童謡「サッちゃん」みたいに、全部は食べられないからきっと半分だけ。
残りは冷蔵庫に押し込めているはずです。
私「来週帰ったらおいしいものたくさん作るからね」
母「うん、楽しみにしてるからね」
なんて話したことでした。
できればうんと栄養があって、
体にいいものを食べさせてあげたいものです。
でも。「栄養がある」ってどういうことでしょう?
「体にいい」って???
TV番組で「◎◎にいい食べ物」と聞くと
その食材を買い求め、ワクワクして食べることがあります。
効果はあるような、ないような。
「ある」という実感が伴えば儲けものだし、よい実感が全くないわけでもありません。
おおざっぱに言うと、
「◎◎にいい」といわれる食の情報は、
「盛ってあることがほとんど」なんだそうです。
科学的な見地からすると、不確かな情報となることが多く
科学的根拠(エビデンス)が乏しいことになってしまう。
Webマガジン『WEDGE Infinity』より(少し前ですが、2018年9月の記事)
食は、体と密接な関係があることにも関わらず、
日本では、臨床栄養学、病態栄養学の分野は遅れているといわれます。
医師で栄養学を極めていらっしゃる方もまだまだ少ないです。
個人的には
これからどんどん開けていく分野だと思うと高揚します!
というわけで、「ビタミンCは風邪に効く」という、
多くの方が「YES」と考えると思しき情報も
科学的には微妙…ということになります。残念ですが。
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』サイト
www.ejim.ncgg.go.jp
ただ、少なくとも、私と家族、仲のいい友人たち数人の場合は、
ビタミンCでいい感じにブロックできている実感が強くあるので、
ウチではこれからも、風邪対策として有効なものとして、続けます。
はちみつでノドがラクになるのも、私にはてきめんなので、今後も継続。
実は、私は20代前半で、ビタミンC(アスコルビン酸)過剰摂取で救急病院に運ばれています。
開腹寸前まで行き、…死ぬかと思いました(大汗 適量って大事。
つまり、酵素がいいとか、発酵食品がいいとか、やれビタミンだ、ミネラルだ、
塩は悪い、油が悪い、卵はどうだ…
それらの科学的な根拠は希薄ということになります。
いいこともあれば悪いこともある、というところが妥当でしょうか。
それでも私たちは日々選択しながら生きていきます。
私が選びたいのは、昔からよいといわれているものや
信頼できる人からの情報から。
情報は鵜呑みにせず、実際に自分でも試してみて、
納得したものだけを暮らしに活かしていきたいです。
同じヒトという種ではあっても、人様と自分とは、
環境要因で生物的な構成内容は全く同じではないかもしれません。
ましてや私はアレルギーも多い。
人様がいいものでも、私はNOなものも少なくありません。
逆もまたしかりで、ここでもトライ&エラーなんだと思います。
母がよくコンビニごはんを食べているからといって
不健康なわけではないと思います。自分もそう。
たまに夕食サンドウィッチでもええじゃないか。
「いただきます」「ああ、おいしい」「ごちそううさま」
喜びと感謝こそが最上の健康スパイスかもしれない(気のせいかもしれない)。
せっかくいただくものをネガティブに捉えるのは残念すぎます。
自分の作るものは
できるだけ食品内の酵素を大切にして、
発酵食品を意識していただくようにしています。
いずれも気持ちの問題かもしれません。
発酵はまだしも、酵素は目に見えませんし。
ぼんやりした、体が喜ぶ感覚だけが頼りです。
普段から無農薬・低農薬野菜などを食べられたらいいのでしょうが、
値も張るし、そうもいきません。
ただ、調味料だけは、
少々値が張っても、丁寧につくられたものをいただこうと決めています。
調味料分なら値が張っても知れているし、
なにより料理の腕をフォローしてくれます!
そのほか、糖質は意識して少なめに。精製した白砂糖は避け、
よい塩と油を使っています(実は、塩と油の量制限は全くかけていません)。
油は、太白ごま油と、エキストラバージンオイルでコールドプレスのオリーブオイル。
調理で使う油のメインは、太白ごま油です。揚げ物も、目玉焼きも。ドレッシングに使うことも。いわゆるごま油の強い臭いはまったくしません。
塩は天然塩を。天日塩が調達できればベストで、
なければ昔ながらの製法の海塩を選びます。
旅先で塩を買い求めるのが大好きです。
ウチは、夫婦も、実家の母も、これらでとても体調がよいので、
きっと私たちのからだに合っているのでしょう。
取り立ててごちそうは作れませんが
次回の介護帰省では何を食べさせてあげようかな。
こちら、情報のバランスを獲得するのに役立つかもしれません。
www.ejim.ncgg.go.jp
自家製カスピ海ヨーグルト。東京の朝ご飯は、毎日、カフェオレボウルいっぱいのすりおろしリンゴヨーグルト・はちみつ・きなこのせです。実家に帰ると、母にももちろん朝ご飯に少し出します。
東京でも九州でもぬか漬け。お腹の調子がよくなるのは、ヨーグルトとぬか漬けの組合せがいいんじゃないかと推測しています(エビデンス、なし)。だって、夫も母も私もいいんですもん。夫はダメダメの状態だったのをこれで改善できたと言っても過言ではありません。