7月、帰京で実家を出る直前。
『赤いろうそくと人魚』の、連れられていく人魚くらい慌てて
冷蔵庫の中にメモを張り倒して、実家をあとにしました。
意外にも、Twitterで皆様にお褒めいただいてうれしかったです。
さて、8月、介護帰省いたしました。
新型コロナの勢いは収まりませんが、母の時間も収まらない。
そうか時間はのびていくからね……って、違う。
実家に帰ると、まず台所。冷蔵庫の掃除からです。
でないと、せっかく購入してきた食材が収容できません。
冷蔵庫を開けると、母の垂直収納が炸裂。
そして7月のメモが散見されます。迫力。
器の中に入っているものは、どれも残念なことになっています。
ああよかった。
「レンジでチンして」とか「大根おろし」とか
「サラダ」はちゃんと食べられたんですね(8月写真にはないので、推測)。
そして野菜室には手つかずのかぼちゃが2個あって
(拡大するとシュールなので、ここまでにとどめてください)
1個はカビが生え始めています。
きっと、私の出したかぼちゃがおいしくて、
ご自分でもやりたかったのですね、母さん。
そしてオロCもお楽しみいただけているようでうれしい。
さてさて、流しの下のストック置き場の状態。
母が探しやすいように、私が置くときは、
ラベルを正面向けて置いているので、
横を向いているものが、母が使ったものとわかります。
ん? 冷蔵庫保存の白だしもここ(ストック置き場)に出張しています。
フタがしまっている…ということは、実際には使っていない??
(母はフタが閉められないので)
ちなみに引き出しのデフォルトです。
きちんと開いてる。異常なし!
いつも不思議に思うのは
流しに、洗い物がさほど溜まっていないこと。
私に気を遣っているのかもしれませんが、わかりません。
洗いかごの中には、曲芸やっているようま食器の数々。
食器の間にフキンが数枚と食品トレイも見受けられました。
私が帰省したときは、排水溝のゴミ受けはいつも空っぽなのに
今回に限って汚れたままだったのが
少し引っかかったことでした。
ちょっとした違和感は大事。のちの大きなヒントになります。
そのほか、レンジ周りはあっさりきれいで
珍しく電子レンジの中はからっぽでした! なんかすごい。
点と点をつなぎながら、母の今の様子を探るのが
初日の作業です。
キッチンの食器棚の引き出しに
メモ帳、油性マジック、プリントテープを入れています。
気がついたらさっと取り出してパッと書きます。
今日の台所メモ。
…しまった、これは包装紙裏でした。