認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護帰省時 初日の点検と考察

7月、帰京で実家を出る直前。
赤いろうそくと人魚』の、連れられていく人魚くらい慌てて
冷蔵庫の中にメモを張り倒して、実家をあとにしました。

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意外にも、Twitterで皆様にお褒めいただいてうれしかったです。

さて、8月、介護帰省いたしました。
新型コロナの勢いは収まりませんが、母の時間も収まらない。
そうか時間はのびていくからね……って、違う。


実家に帰ると、まず台所。冷蔵庫の掃除からです。
でないと、せっかく購入してきた食材が収容できません。

冷蔵庫を開けると、母の垂直収納が炸裂
そして7月のメモが散見されます。迫力。

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器の中に入っているものは、どれも残念なことになっています。

 

ああよかった。
「レンジでチンして」とか「大根おろし」とか
「サラダ」はちゃんと食べられたんですね(8月写真にはないので、推測)。

そして野菜室には手つかずのかぼちゃが2個あって
(拡大するとシュールなので、ここまでにとどめてください)

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1個はカビが生え始めています。
きっと、私の出したかぼちゃがおいしくて、
ご自分でもやりたかったのですね、母さん。
そしてオロCもお楽しみいただけているようでうれしい。


さてさて、流しの下のストック置き場の状態。
母が探しやすいように、私が置くときは、
ラベルを正面向けて置いているので、
横を向いているものが、母が使ったものとわかります。

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ん? 冷蔵庫保存の白だしもここ(ストック置き場)に出張しています。
フタがしまっている…ということは、実際には使っていない??
(母はフタが閉められないので)

ちなみに引き出しのデフォルトです。

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きちんと開いてる。異常なし!

いつも不思議に思うのは
流しに、洗い物がさほど溜まっていないこと。
私に気を遣っているのかもしれませんが、わかりません。
洗いかごの中には、曲芸やっているようま食器の数々。
食器の間にフキンが数枚と食品トレイも見受けられました。

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私が帰省したときは、排水溝のゴミ受けはいつも空っぽなのに
今回に限って汚れたままだったのが
少し引っかかったことでした。
ちょっとした違和感は大事。のちの大きなヒントになります。


そのほか、レンジ周りはあっさりきれいで
珍しく電子レンジの中はからっぽでした! なんかすごい。

点と点をつなぎながら、母の今の様子を探るのが
初日の作業です。

 

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キッチンの食器棚の引き出しに
メモ帳、油性マジック、プリントテープを入れています。
気がついたらさっと取り出してパッと書きます。

今日の台所メモ。

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…しまった、これは包装紙裏でした。