お日様ギラギラでした。蝉時雨すごい。
正直に言うと、実家の庭やら垣根の手入れがさっぱりわかりません。
実家を、親や他人様が手入れをしているのを見たこともなければ
それ以外の場所でも、「敷地を手入れする」経験がなかった、
あるいは乏しいように思います。
申し訳程度に実家の草むしりしていたくらいで。
介護帰省を始めてから、ようやく全体を見るようになりました。
2018年からだから、今年で3度目の夏。
基本的に、庭はボーボー。ボーボーでも許されるように
シロツメグサをグランドカバーに蒔いているのと、ミントテロも拡大中。
この暑さで、シロツメクサはずいぶん干からびてしまいます。
根だけ生きていて、涼しくなればやがて青々してきます。
今年はバッタやコオロギが少ないように思っていたら
8月になるといつもと同じくらいにまで増量w。
私が歩くと、ぴょんぴょんヤツらが避難します。
でも、セスジスズメの幼虫は、今年は明らかに少なかったナ。
最初の夏(2018年)は熱中症になり、水分補給と休憩の大切さを思い知り、
イラガの幼虫の洗礼を浴びました。
以来、イラガやチャドクガは目視で発見&捕殺。
殺虫剤などの薬剤はできるだけ避けています(ヒイラギの垣根は、お向かいさんの方針に従って噴霧してもらっています)。
2019年は、以前にも来てくださったことのある
シルバー植木屋さんが声をかけてくださったのに便乗。
たしか2万円でできることをお願いしたように記憶しています。
外注に対して母が激怒したこと、
シルバーすぎて、私がドキドキハラハラしてしまい、
結局アシスタントとしてほぼ一緒に仕事したことなど、忘れられません。
プロの仕事を初めて間近で拝見し、
「こんなに切り詰めていいんだ」と知ったのは大きな学びでした。
草むしりひとつとっても、最初はこぼれ種など見つけるたびに
「あ、かわいい。これ、取っておこう♡」なんて思っていたし、
ひこばえを見て、「せっかく生えているんだし…」と情けをかけていましたが、
そんなナマやさしいことではすまないことがようやくわかってきました。
植生おそるべしって、ホントなんですね。
こちらも本気出さないときっとすぐのっとられちゃう…。
とはいえ、シロツメクサクサとミントと、
あと気になるものを残してガッサガッサやってこのくらい…。
正直、これでよいのかどうかもわかりません。
お手本がないまま、経験値を増やすしかないのかな。
【before】
【after】
あんまりかわってないじゃん!!!
ただでさえ熱中症になりやすい体質なので
この季節は、できるだけ直射日光の当たらない時間に作業すること。
10分でアラームが鳴るようにスマホをセットして、水分補給。
虫除けと、作業しながら蚊取り線香も欠かしません。
イラガとかマダニとかを警戒して、長袖長ズボンはマストです。
絶対ムリしないこと。死にます。
本当言うと、時間の制限さえなければ
一日中庭にいたいくらい、土と植物に触れているのは好きだし、
ただ眺めているだけで飽きないし、
ついでに、思うにまかせて植物と虫の名前を検索するだけで
一日は終わるんじゃないかと思うくらいです。
母はそんな私を見て、「曽祖父とまったく同じだ」と言います。
私は会ったことがありません、曽祖父。
2020年.
捕殺の甲斐あって、イラガは少なくなってきました。
しらみつぶしに卵を駆除したのもよかったのか?(空き家に見えましたが、卵)
今年は6・7月で20匹程度捕殺。今日は発見しませんでした。
刺されることもなく、無事ブルーベリー収穫。
今日も花が残っていたので、台風で持って行かれなければ
9月にも収穫を望めるかもしれません。
恵みです。
ヒイラギの垣根の根本のお掃除。
もしかすると薬剤散布で葉振るい起こしたのかも?
根本に落ち葉が目立ちました。
ヘリグロテントウミノハムシが卵を産まないように
根元の落ち葉をかき集めて掃除します。
45リットルゴミ袋4袋分、作業!
手入れを始めた2017年当初は、ヘリグロテントウミノハムシだらけで
ほぼ葉がなかった状態だったのを復活。
ヒイラギくん、がんばりました! 雑木も多いですけどね。
庭仕事の過去記事です。春はちゃんとシロツメクサいっぱい咲いてたもん!!