認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

振り出しに戻る。引き続き高齢親の冷房問題

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遠距離介護相手の居住空間をこちらで快適に管理できる、スマートリモコンっていいですね。

 

上手におだてたまま、
実家の冷房問題がうまく片付けば美しいかったのですが
そうは問屋がおろさない。
「あのね、冷房壊れた」
午後3時に母から電話がありました。ヽ(;▽;)ノ


母「リモコン押してもうんともすんとも動かない。
壊れたからからクーラーのコンセント抜いたの」
クーラーのコンセントは手の届かない高所だし、形も少しややこしいはず。
母さん、そこはえらく知恵がまわるんだな。


「あっそう! 壊れたの。あっ、そ~う♡」
一瞬いろいろなことが頭を駆け巡りました。
悪魔も鎌首もたげました。これはチャンスかも!?
「そっか~、壊れちゃったか。しょうがないね。新しいエアコンを手配しようね」
と言って、エオリアとか(イヤ、私はダイキンファンなので「うるさら」で!)
スマート家電系エアコンを投入し、
私のスマホから操作するようにしちゃうとか。


と、妄想はしたものの、
母がリモコンをいじったり落としたりで不都合が生じたことは推測できるので
もったいない…が先に立ってしまいました。
だってWi-Fi操作のできるエアコンはお値段も張りますもの。
とりあえず、現状のエアコン(というか、リモコン)を修復する方向で。
チキンですみません。


…とか言いながら、母と電話で話しながら
指先はカタカタとジャパネットたかたダイキンエアコンをGoogle先生で検索。
しかし、Wi-Fi付きのものがパッと探れず…いや、それがよかったのです。
うっかり巨額の衝動買いせずにすみました。クレカってこわい。
もとい、自分の衝動が、ノリがこわい。


「そのコンセントはね、抜いたら絶対だめなヤツだから
もう一回差し込んでね (^^)/」
と、差し込んでもらったら
「あーっ、動いた、動いた」と喜ぶ母。
でもこういうとき、娘に指示出されるのイヤなんだろうなと思うとドキドキします。
だって私が逆の立場なら、「ちょこざいな…」と思うはずなので。「黙れ小童!」

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こんなに早くこのリモコン画像が活躍する日が来るとは。

先日実家で撮影しておいたリモコン画像を見ながら
私「【TOSHIBA】」の真下、リモコンの画面はなんて書いてある?」
母「1月1日だって」
……電源落としたせいで、
また初期化しちゃったんでしょうか_| ̄|○
スイッチのオンオフはできますが、
再設定しない限り、細かい指示設定などはできません。


私「お向かいさんにお願いして、リモコンの設定してもらおうよ」
と提言するも、母、それはイヤらしい。
その線引きが、今ひとつはかりかねますが
人を頼ることになんとなく気後れする気持ちはわかります。
しょうがない。
やや不自由ですが、冷房はできることだし、
あと1か月先、9月半ばに私が行くまで
このまましのいでもらうしかなさそうです。


高齢親の住環境を、なんとかストレスのない快適空間にしてあげられたら…。
Twitterではフォローしている遠距離介護者のみなさんに
「いずれはスマート家電で」
「スマートリモコン」

「24時間つけっぱなし」など、
エアコン操作についての知恵の数々を教えていただきました。
みなさんいろいろ対策していらっしゃいますね。
今のうちにしっかり学ばせていただいて
いずれ華々しくデビューするぞ(違 💧
まだ、うちの格闘はまだ続きそうです。