認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢者宅の防犯対策 勝手口の「ワンドア・ツーロック」☆追加あり

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勝手口に付けてもらったラッチ錠。お札も防犯に一役かってくださっているはず!!

 

じつは介護帰省を始めるまで、
開かずの間とか、開かずの扉とか、多かったです、ウチ。
長く母ひとりが暮らしていた家は、家のエネルギーが止まっていた印象でした。
台所の勝手口も、完全に開かずの扉になっていました。
でも、外のゴミ箱に行くのに、ここから出ないと不便でなりません。
※母は室内にゴミ袋を置いていたので、床が傷んだり、害虫が発生したりしていました。

ドアノブとカギが固まってしまい、ウンともスンとも動かなくなっていたのを
ドライバーで両方ともはずし、『クレ5-56』をスプレーして修繕しました。

【追加】Twitterでフォローさせていただいている「ひまわり建築工房」様 @HimawariKenbou に、以下ご指摘をいただきました。
「クレ5-56」は油が残るタイプなので、鍵穴に残ると詰まりの原因になることがあるかも。鍵穴には鍵穴専用の油を使わないとトラブルのもとなのだそうです。本記事・中盤下に、教えていただいた商品を載せました。

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ドアが開け閉めできるようになったのはとてもいいのですが
それはそれで防犯上は心もとなく、気になっていました。
これも、高齢者用の住宅改修の際に高齢者向けの住宅改修工事のとき
「勝手口の施錠がシンプル過ぎて気になる。なんとかツーロックにできないか」と、工務店さんに相談したところ、対応していただいたのがこちら。

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玄関同様ものすごくシンプル。上部にラッチ錠を取りつけてくれました。
簡易ではありますが、一応「ツーロック」です。
下だと、膝の悪い母はしゃがめませんが、上なら母も手が届きます。
しかも見た目でわかるので、母にも施錠した・しないがわかりやすい。


玄関には母の不安対応であおり止めをつけてもらっています。
過去記事がこちら。
55enkyorikaigo.hateblo.jp

 

本当は、ガラス部分に、CPマーク付き防犯フィルムを貼れば完璧ですが
プロに任せて貼ってもらったほうが安心そうだし、
勝手口だけじゃなくて、1階の窓全部に貼りたくなっちゃうし、
今後の課題です。CPマーク付き、高価ですがいいですね。
CPマークについてはこちらの警視庁サイトをご覧ください。
www.npa.go.jp


ところで、『クレ5-56』は相棒です。スプレータイプの潤滑剤。

ドアの開閉に音が出るようなところには、蝶番にスプレー。
引き戸が重いときは敷居にスプレー。
雨戸がかたいなというとき、照明器具の紐が固いときなんかにも
活用しています。一家に1本。
ただ、周りにも噴霧されて滑りやすくなることが。
使用後はまず様子を確かめて、転倒にくれぐれもお気を付けください。

ホームセンターなどで販売しています。

【追加】そしてこちらが、ひまわり建築工房様に教えていただいた、
鍵穴専用の潤滑油です。
さっそく購入しておきます! ご教示いただきありがとうございました。

ドアといえば、
ドアのアタリが気になるところ(閉めるときにガン!と音が出るところ)に
ドア用の消音テープを貼っています。
夜中にトイレに行くときも、ドアの開け閉めに気遣わなくて済みます。
それからドアストッパー。これも風で開けたドアが勢いよく閉まらないように。
必要なドアにはすべてぶら下げています。
いずれもHSPQOLを高めてくれるもの。

 

そしてラッチ錠。買いあわせ商品指定です。お安い…。