朝食の後片付けをしているとき
ふと母を見たら、また新聞広げて一所懸命なにか書いています。
…また、やりよるな。
のぞいて噴きました。写真に撮って母に見せたら、母も大笑い。
もしかして、毎朝この調子で新聞に落書きしているのですか、母さん。
まあ、これをやっているときの母はゴキゲンに違いありません。
トイレに行ったら、母のお気に入りのカレンダーのわんこの額に
また落書きが…。9月にはなかったんだけど、足されてる。
なんで、どうして「平和」なの!?
そもそもどうしてここに書くの!?
もうじき兄がやってくるのでぼんやり思い出していたら
そういえば、兄はフキゲンというのがあまりないような気がして
母に尋ねてみました。
私「ねえ、兄さんはフキゲンなとき、あったっけ?」
母「ないねぇ」
やっぱそうだよねぇ。そういえば、亡き父のフキゲンはもっと知りません。
そもそも父のことを深く知らないせいかもしれないし、
機嫌にかかわらず、アベレージでおっかなかったし。
私「お父さんも、フキゲンなこととか、なかったよねぇ?」
母「それはまったくないね。断言できるよ」
すごいねぇ。亡父、ストレスどうしてたんだろう。
あ、溜めてたからガンで早死にか。
いや、人のことじゃない。
問題は、私の機嫌の乱高下だけどね、なんとかしなくちゃと考えていたら。
母「…フクはだれに似たのかねぇ」
私「母さんでしょうよっ!! ほかにそういう人、いないでしょう!?」
母は聞こえないふりをして落書きの続きに戻りました。
小学校3年生の誕生日に、「フクはすぐふくれるから、怒ったときの醜い顔をこれに映してあらためなさい」と、母に大きなひまわりの鏡をもらったことが、昨日のことのようです。ふくれっ面の娘がうざかったんだろうなぁ。おかげさまで娘は大きくなりました、ヤッホー。