帰省初日に、
母が仲違いをしていた(と母がと思い込んでいた)お隣さんから、
絶妙なタイミングで電話があり、
自家製のぬか漬けをいただきました。
気品のある味わいで、ものすごくおいしい。
おかげで、母がムキーッと怒っていたことも、難なく関係修復できました。
私が用意していたご挨拶の品も渡せたし、よかったです。
申し訳ないことに、やはり、母の勘違いでしょう(ヨカッタ…)。
帰省した実家には、
こんな張り紙が追加してありました。
もしかして、母は、自分が怒っていることを「がんばって」忘れないようにしているのかしら。
それはそれでたいへんだな…。
ことの発端は、一週間程前に遡ります。
「お隣さんに、いただいたみかんをお裾分けしようと電話をしたら
『いらない』」と言われた。そればかりか、『電話をかけてくるな』と言われた」
と、母がアレクサ越しにプンスカ怒っていました。
どのような言葉やニュアンスを、母が取り違えたのかはわかりません。
母はとにかく思いこみが強く、
不思議なことに、こういうとき、
自分の聞こえの問題はまったく差し引かれてしまいます。
加えて被害妄想も強めです。…残念。
そして、怒りやすい。キレやすい。
いえ正確には、喜怒哀楽、全部激しいです(大汗。
すべて昔からの母の特性です。
「母さん、それは誤解だと思いますよ」と言ってはみるものの、
私の言葉の過不足は、母をよけいに不快にするでしょうから、
この件に関してはあまりさわらぬようにしていました。
さらに母からは「(お隣さんに)お土産なんか持ってくるな」と釘を刺されていました。
キっツい人やなぁ、母さん。
まあ、だからこその、ご挨拶の品を用意してきたわけですが。
少しここに書きました…前記事です。
母が近くにいたので、
お隣さんにゆっくり事情を伺うことはできませんでした。
なんにもわからないのですが、ごめんなさいの心です。
ほかにも、いつもよくしていただいたみなさんに
「帰ってきてます。いつも母がお世話になっています」と
ご挨拶しましたが、みなさんからお返しいただいてしまい、申し訳ない気持ちに…。
来年こそは、毎月ごとのご挨拶をあらためて
半期に一度のご挨拶にしようと力んでおります。
丹精込めて育てた、お庭のバラをいただいたり、おいもさんいただいたり…。なんとしあわせなことでしょう。
【問題の根本を推察してみた】
母はなにか差し上げるときに「みかん、いらない?」みたいな聞き方をします。これが多分ややこしい。
たくさんお持ちの方は「たくさんあるから結構です」とふつうにおっしゃると思います。差し上げたくてたまらないんだから、母は「たくさんいただいたの、もらってくださる?」っと言うべきなのですが(汗。
さらに、以前、固定電話じゃなくて携帯にかけてと言われていたのを、母は固定電話にかけたのでしょう。それについてのサジェスチョンを、「かけてくるな」に母が脳内変換したのでは?と思います。お隣さんが気分を害していなければいいのですが。いろいろお隣さんに申し訳ないなぁ。