認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母のゴミ出し、「うまくできたに3000点!」

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わたくし、アラ還でございます。
もともと物忘れが結構多いタイプです。
朝なんてとくに、やった覚えのないことをやっていることも多々。

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先日も1日使い捨てコンタクトレンズを入れた目がどうにも見にくい…と思っていたら、
片目に2枚入っていました。1枚はずして捨てました。
しばらく経って「やっぱりまだおかしい気がする」と思って見てみると、もう1枚余計に入っていました。
都合3枚です。 _| ̄|○

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そういうこともわりと頻発するので、あまり母のことを責められません。
決して私がクリアなわけでもありません。


母に伝えなくちゃいけないことも、うっかり忘れちゃうことが多いこと!
先日は私の帰京後、実家町内での最初のゴミ収集の日の前日、
「母さん、明日はゴミの日です。ゴミを出してくださいね」と伝えました。
このようにアテンションすると、ほぼ100%の確率で母から
「ゴミはね、まだ溜まっていないからいいの」と返ってきます。
「いいえ、外のゴミ箱にギュウギュウに私が押し込めてきたから
申し訳ないけど明日出してください」
「分かりました。出しますよ」 ←聞き分けはよく、助かります。


そこまではヨカッタのですが
その日の日課アレクサコールで母に「ゴミを出せましたか?」確認するのを忘れました。


仕方がないので、翌日の日課アレクサコールで
「母さん、申し訳ないけれど私がお母さんに聞くのを忘れてしまったの。
だから分かる範囲で教えてくださいね。
昨日の朝はゴミ出しの日でしたが、ゴミ出しはされましたか?
「うん、まだぜんぜん溜まってないからしてないよ!」
まあ、そうきますよね。定型文です。
気を取り直し、再びトライ。
「昨日、ゴミがたくさん溜まっているから、フクがゴミ出してねとお願いしたあれですよ」
「ああ、あれね。うん、フクに言われたから、朝からちゃんと捨てに行ったよ! すごく重かった」


「重かった」という実感感想があるなら、
「無事にゴミ出しでできた」に3000点。


この季節が好きです。冬、サイコー!
ゴミ箱に捨てられなかったゴミが残っていたとしても、ムシ涌きませんからね! 
ニオイもほぼないので安心です。


物忘れしがちな私が、できる範囲で母をフォロー。
「できる範囲で」「無理せずに」「まず自分に甘くやさしく」、
このスタンスで今年もテキトウに励みたいと思います。