認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

どんどん新しいものを開けちゃう。ティッシュも調味料もストックあるならなんだって

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今日の母はとても元気そう。アレクサだとひと目見た瞬間にごきげんがわかるのがとてもいいです。電話で声のトーンで探るのとは違った便利さ。

 

前日の日課アレクサで、「今日はもう早く寝る」というのが気になりました。
それはア・リトル、不調のサイン。
最近寒波がただごとではありませんし。
「今すぐビタミンC飲んでね」
「寝る前には必ず葛根湯飲んでね」
と釘刺してから、夜のうちに何度か、遠隔でエネルギーを送りました。
できているかどうかはわかりませんけど、なんかいいような気もします。


朝、念のためアレクサコールして様子をうかがってみると。
母が顔にタオルを当てているので焦りました。
まさかお熱ですか!? そんなわけなかろ!!

「棚の上の新しいティッシュを取ろうとを取ろうとしたら
ティッシュがひと箱、上から降ってきて、ほっぺに当たった。痛かった💢
もう、すぐ手が届くところに置いといてっ!」
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と、たいへんおかんむりでした。
当たったところをちょうど冷やしておいでで…。
よかった、体調の懸念は夜の間に飛んでいったそうです。いぇ~い!


母がティッシュを次々に開けてしまわないように
ストックは、あえて取りにくい、見つけにくい、棚の上に置いておりまして。
取りやすいストックも、洗面所にあるにはあります。


母は昔からものの場所を決めておけず、
加齢とともにどんどん顕著になり、
見当たらないとどんどん新品を開けてしまうのでありました。
そんなわけですから、
ティッシュも調味料も、目についたものをすぐ開けてしまいます。

実家の片付けを始めた当初、
家の中あちこちから50箱もの開けた使いかけティッシュが見つかりました。
いくつかはムシの痕跡も散見され、ぞぞぞぞぞ…。

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ポケティに至っては、大げさではなく、500個はくだりませんでした。
あけてないやつ、あけたやつ、変色もおびただしく…。
こうした紙類、私はムシものを除いて東京に送り、使い捨て雑巾代わりなど、なにかに使ってから捨てるようにしていました。せめてもの罪滅ぼし…。
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ティッシュは、今も、
居室1部屋につき2~5箱、開封したものがあるのですが
新聞を重ねられたり、雑誌を置かれたり、
いろんなものに紛れてすぐ見当たらなくなってしまいます。


そんなに好きなものがあっていいですよね、母さん。