認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母からもらったおひな様

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「明日はひな祭りですよ」日課のアレクサコールで母に伝えました。
「きっと移動販売の生協さんが、明日はひな祭り弁当を持ってきてくれるはず」
とワクワクしている母。そうなの? 初耳だな。
明日はひとり、おひな様に踊りを披露するそうです、母。
よし、いいひな祭りになりそうです。

……なんか、なにか、忘れているような気がするな、わたし。
まあいい。

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1月に出してきた実家のおひな様(ガラスケースを外したところ)。


母とのアレクサコールの後でTwitterのタイムラインを眺めていたら
雛人形を飾った…」のひと言を拝見して
うぁぁぁぁぁぁ、わたし、自分の、うちの、東京の、
おひな様飾ってないやーーーーん!!!
衝撃の事実に気がついて、あたふたと飾りました。


あたふたではありますが、
うちのおひな様も可愛いので、どうか見ていってください。

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15年前、母が突然送ってきてくれたおひな様。
ついていた手紙も、おひな様と一緒に大切に保管しています。
「18年」は平成18年。母74歳! 文字も若いです。

男びなも女びなも鈴になっていて、揺らすと可愛い音がします。
小学校の頃、私は大きなおひな様が欲しくて(団地暮らしで、ありえないのですが!)、
買うのが無理ならと、母にひとつずつ
木目込み人形でおひな様を作ってもらうことに憧れました。もちろんかなわず。
40歳のとき、母からこのおひな様が送られてきたときはうれしくて涙ぽろりん…。


こちらは私が小学校高学年あたりに、父がお土産にと買ってきてくれたおひな様。
かぽっと菱形のフタをとると、愛らしいおひな様が現れます。

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学生時代の長屋隣人の仲良しがくれた小さなおひな様。
2枚目は彼のお母様が手作りしてくださったおひな様。
「母の手作り雛」に憧れていた私、いただいたときには胸アツでした。

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大人になってから友人からいただいたペコちゃんおひな様。
豆畳と屏風はわたしがしつらえました。

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おひな様、可愛いなあ。
旧暦の桃の節句(今年は新暦で4月14日)まで飾ります。
…って、飾れて良かった。タイムリーなツイートをありがとうございました。

全国各地のひな人形を巡る旅、したいなぁと
この時期になるといつも思っています。
山形、酒田のおひな様からスタートしたいわ。