認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母は“中食”が9割 夫の食物アレルギー

あと1週間程度で3月の介護帰省です。
母、指折り数えて待ってくれてる模様。待たれるうちが花ですな。
毎日アレクサコールで、「早く来てぇ。ラクしたい」と申しております。

母がひとりで暮らしている間は、中食(なかしょく)9割です。
その9割は、1割配食、3割スーパーとデパート、5割はコンビニの構成です。
残る1割は、しっかり自炊しています。
しかし自炊したことを忘れてしまいます。残念!


「今日の晩ご飯はなに?」としょっちゅう聞かれるので
「ええっ、決めてないよ」「カレーかな」「鍋かな」の三択で答えると
母はとても喜んで笑います。料理を苦手とする娘を喜ぶ模様です。
帰省時の対応とはいささか矛盾しています。まあいい。

日曜夕方も同じように聞かれたので 、少し違うことを…
お好み焼き」と応えてみました(「残念な」範囲かなと思ったのです)。
母は「いいなぁぁ!!今度作って!!」のリアクションでした。
ハイ喜んで、母さん!

2月の介護帰省時に、実家にあった「お好み焼き粉」救済のために
はじめて「お好み焼き粉」使用のお好み焼きを作ったら(具材は完全残り物でしたが)
母から高評価でした(そしてそれはもう忘れていると思います、母)。

実家でも自宅でもおさんどんはするものの、
料理に対して私はかなり苦手意識を持っています。
イメージ通りの味に仕上げることがなかなか難しいのがひとつ。
また、自分でイメージ通りだと思っても
食べる人の食いつきが悪ければそれは失敗となってしまうのも大きいです。

母に食べてもらう場合は、味の加減はもちろん、食べやすさ…
大きさだとか、とろみ、やわらかさといったこともポイントになります。
母のくいつき加減で、母にとってのその日の料理のよしあしが残酷にわかります。


くいつきがいいからといって、同じ料理や食材に終始してもいけません。
嗜好面からも、きっと栄養学的にも、常に新しいものを取り入れる工夫も必要だろうし、
もちろん実家の冷蔵庫内の食材を、できるだけ片付けたいこともあります。
理想をいえば
随時新しいもの・ことを取り入れて、母のくいつきを見ながら、改善する。
その積み重ねの中で精度を高めていくしかありません…。
母のプロとして、地道にまい進する所存です。

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【大人の食物アレルギーのこと】
ところで、東京自宅では夫の食物アレルギーと格闘しています。夫はおそらく、小麦と油の、それぞれの種類なのか量なのかで、反応しているようです。

1週間前の日曜日は、実家での成果に味をしめ、初めて自分で購入したお好み焼き粉を使って作ったお好み焼きで夫がお腹を壊しました。食物アレルギー、ドッカーン!! お好み焼き粉には、えらいたくさんいろいろ入っているのでそのせいかもしれませんが、単に小麦粉の量が多いからかもしれず、今ひとつ敗因を確定できません(そのほか、具材のキャベツ、豚肉、ネギ、やまいも、ちくわ、卵、白ごま油は日々のOK食材でした)。
リベンジに、昨日の日曜日は小麦粉を使わずにお好み焼きを作ってみたら、めちゃめちゃおいしくできました。豆腐使用で山芋やや多め。おいしいダシ。でも生地が固まりませんでした😭  

だけどおいしかったんだよう!!! 夫のアレルギー反応もなしっ! ……とか言うてる場合ちゃうよな。
コロナ禍が落ち着いたら、ちゃんと食物アレルギーの受診をしようと思いました(夫も私も)。この漠然とした不安から脱出したいと思います。

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