兄は母の遺伝を引き継いでいるのか
私に比べると圧倒的に口内トラブルが少ないようです。
3月の帰省時に一緒になったときに兄が歯ブラシするところを目にしたら
ぎゅっとグーで歯ブラシを握りしめ、
ワンストロークが3センチ以上あります。
なかなかダイナミック…。
「そんなに渾身の力を込めて歯みがきして、痛くないの?」
と尋ねたら「ぜーんぜん! それより口臭がしたらいやだからしっかり磨かないと」と兄。
“しっかり磨く”の意味(方法)が違うだろうと思いましたが
それには触れませんでした。
いやぁ、ホント元気。うらやましい限りだと眺めていました。
私は恐ろしくて、とてもあんな乱暴には磨けません(汗
そんな兄が、先日虫歯治療済みの奥歯が欠損し、
歯科を受診するようになりました。そこで
歯科医に歯茎の後退を指摘され、
「歯周病だ」と言われたことにショックを受けていました。
「いよいよ、やっぱり、ボク、ボケちゃうよぉ…」
え、そっち!?
歯周病歴40年の私には、
「日本人の7割は歯周病」といわれているのに、
「自分は該当しない」と思っていた兄のほうが新鮮な驚きでした。
それほど元気ということなのかな。
それとは別に、
齢64、多少の歯茎の後退(加齢による歯茎退縮)は
あってしかるべきなお年頃でしょうに、
本当にそれをもとに歯周病を指摘されたとしたら、
医師の診断のほうがちょっと気になります。そうではないと信じたい気持ち。
ちなみに、兄は歯科医から、歯周病対策として
「GUM」の歯みがき粉を勧められたそうです。
私が今お世話になっている歯科医は
「シュミテクト(ピンク)」を勧めておいででした。
以前お世話になった歯科医は、「歯みがき粉は不要」派。
使う人の年齢、歯茎と歯の状況、目的等によって、
その人の状態に合う歯みがきは変わってくるなぁという印象です。
「GUM」、「シュミテクト(ピンク)」、歯みがき粉なし、重曹、塩…
試してみて、今の私は「シュミテクト(ピンク)」に戻りました。
ふたたび歯みがき粉を使い始めるようになったので、
歯みがき粉カウントを再開しました。
結婚して以来、使った歯みがき粉の数をカウントしています。この時117本目。
お節介気質をなんとかあらためたいと思い、
日々、尋ねられない以上は、いらぬ口出しはしないように努めています。
つい、いらんことゆうてしまいそうで。
聞かれんことはつっこまんこと。
そんなことで、兄に対しても、正しい磨き方とか歯周病とか、ほぼ伝えていません。