認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護帰省先で抗原検査

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実家のあるターミナル駅で、県外から来た人・帰ってきた人向けに、
新型コロナの抗体検査を展開していました。
列車や空港バスが着くたび、大人気の模様です。
私も行列に並びました。無料で抗体検査をしてくれました。

 【ざっくりこんな感じ】
 鼻に自分で綿棒状のモノを突っ込み、5回転 
 ↓  ↓  ↓
 とれた鼻の粘膜細胞を検査薬の入ったビニールに入れてもみもみ
 ↓  ↓  ↓
 取り出してミニ試験管に入れて提出 ※検査そのものは5分かからないくらい。

陽性者のみ連絡がきて、検査後30分以内に連絡がなければ「陰性」とのこと。
幸い連絡はこず、ひとまず安心しました。ひとまず。


「慎重に行動しているから大丈夫」と思っても、
「変異ウイルスは今までと違うものだと思ったほうがいい」と聞くし、こればかりはわかりません。
とはいえ、たとえ抗体検査で陰性でも、新型コロナに罹患したては陽性反応が出にくいそうで、
陰性でも100%罹患していない保証にはなりません。
もっとも、PCR陰性でも、100%安心はできません。
48時間くらい危険度は低くなるそうですが、
検査後に罹患する(というか運び屋になる?)可能性はあるわけで、
「要慎重」行動に変わりありません。

とはいえ、「陰性」うれしい。すごくうれしい。

さて。実家の近隣のおつきあいで、
気がかりが積み上がってきましたので(大汗)、
こんな時期にもかかわらずですが、久し振りにご近所へご挨拶に。


とくにうちの車庫を借りてくださっている、お向かいさん。
もちろん、いつも欠かすことなく車庫代をお支払いいただいているのですが
母が4月に、
「お代をいただいていない」「いただいたことを私の手帖に書いていないもの!」
と言い出してしまいました。
4月の帰京前、家庭内で、母と私にすったもんだ(「いただいてない」「そんなわけない」)がありました。
残念ながら、その結論は、母に聞いてもよくわからない。
そのお詫びもあって顔を見せに伺った次第です。

【以下、お向かいさんのお話の要点】
①ほかの集金でバタバタしているお母さん(うちの母)に
 車庫代を支払ってしまった。
 お母さんは「自分の手帖に書いていない」とおっしゃっていたが、
 おそらくバタバタしているときだったので…(母の書き漏れですね😞)
②二度払いした件は、いいのです(やはりさせてしまったのか!!😖)
 領収証をもらわなかったこちら(お向かいさん)も悪い。(そんなことない!)
③うちにも高齢の母がおり、高齢者が一度思い込んでしまったことは
 どうしょうもないことがわかっている。
④夫と話し、娘さん(フク)が帰ってきたときに
 娘さんに支払おうという話になった。
⑤お母さん(うちの母)とは月々お支払いするということになっている。
 これからは領収証もいただく、ということで。


あまりに申し訳なく、そして
寛大で柔軟なご対応がありがたく、

その場にひれ伏したい気持ちでした。
6月からは、私が集金させていただくことで、過ちを繰り返さないことにしました。
私の帰省スケジュールをざっくりお伝えした上で、
「帰省の前にお知らせしますので」と、携帯電話の番号を教えていただきました。
これで、近隣の方はすべて、電話番号登録できたことになります。
ちょっとグッジョブ(違うけど)。


近隣のみなさんへのご挨拶を終えて安堵しました。
気持ち的には、帰省時の、これがいちばんの大仕事かも。
お隣さんに「ご迷惑をおかけしていませんか?」と聞いたら
「大丈夫」と、ホッとする言葉とともにお返しまでいただいちゃいました。
短くした私の髪も誉めていただき、うれしかったです。

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ご挨拶のちょっとした品に、今回選んだのはこちら。
お味見していないのに、見惚れてしまって。

www.sakakobo-taro.com