認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護も夫婦も伸びしろだらけだ

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Amazonから届きたて。ちゃんと週末に紐解くぞよ。

今日もごきげんにアレクサの呼びかけ。
アレクサのコミュニケーションは、
母のフキゲンバズーカ砲が飛ばないので、
なかなか穏やかに過ごせます。
「フキゲンバズーカ砲」は言い過ぎだな。私がそう感じるだけであります。


そう。5月の介護帰省時は、結構モヤモヤがありました。
難聴 vs HSPや、暑さ対策など、
システム&アイテムで対処できる問題は
惜しみない解決方法投入で改善します。


同時に、私はなにがイヤなのか俯瞰で考えてみよう。
「相手は変えられない。変わるのはいつも自分」を前提に。
できるだけ、私の生成する負の感情に振り回されないように。

【フクの弱いところ】
◎脅かされるのがダメ
 4月だっけ? 母に「わっ!」とやられたのが尾を引いている感じがします。
◎自分のペースを乱されるのがダメ
 そんなん言うてもしょうがないけど、自分の弱点として。
◎相手の不調アピールに弱い
 「ええなあ、具合悪いアピールできて。
 私はもう何年もできひんようになってもたわ」みたいな。
 めっちゃ心が狭い。実家でも自宅でもやさしくなれないことが頻出。
 オーマイガー_| ̄|○


介護もですが、夫婦もです。
ちょくちょく自分の生成する負の感情に振り回されています。
「おれ、こんなに頑張ってんのになんで!?」的な。

 

チョット待て。頭の中を整理しよう。
「ムキーっ」となることは、自分の執着ポイントでもあります。
手放せないこと、こだわる価値観で、がんじがらめかもしれません。
いやはや。

介護も夫婦も、基本は黄金律の実践でありたい。
自分がしてほしいことを相手にする。
いろいろな宗教やら哲学やらにしょっちゅう出てくる、あれです。


あれ? ということは、
選択理論心理学を応用した夫婦関係改善の本とかないかな…
と思って探したらありました。

著者名の肩書きのところににある「アチーブメント」は、
選択理論心理学の応用で、
ビジネス関連セミナーを展開していらっしゃる企業です。
たのしみだ。


介護系ではこちらポチりました。
認知症の本は折りに触れて目を通しますが、
今回は心惹かれたのでこちらを。母に、やさしくなれますように。



介護者のメンタルの守り方も少しだけありました。
負担が大きくなりすぎたとき、爆発を避けるための方法を見つけろという話。
中面より。タップすると文字が読めると思います。

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体感は体感として。
せっかく生きているし、それを感情にするのはいいんですが、
私まで一緒に感情に振り回されるのはあらためないと、損です、損です。
時間がもったいない。

…私を振り回さなくて、だれを振り回すのさ、
という話でもありますが。
まあいい。

「でも」「もっと」「べき」とは距離をとろう。
介護も、夫婦も。比較しない。
わたしはわたし、うちはうち。
それからトライ&エラーを恐れない。変化だってどんとこい。

今日も伸びしろだらけであります。