子どもの頃は、ウナギは父が釣ってくるものでした。釣ってきたウナギをびくに入れて裏の川に提げて泥吐かせていました。それをうちで捌いていただきます。懐かしいな。
土用丑の日でした。
今年はオリンピックのせいか、
はたまた幸いにもウナギが豊漁のせいか、
ウナギの絶滅危機のことがあまり話題にならないような…。
母はウナギが大好きです。
今日は生協さんの移動販売で、ウナギの蒲焼きを積んできてくださったそうです。
「土用の丑の日だからね。気が利いてるわぁ」と、母大喜び。
ウナギを1枚(1パック)購入し、気の済むように骨切りして、
再び甘辛く煮付けているそうな。
「2人前はあるから、近くなら投げてあげるのにね…」。
母にとって、私はワンコに近い存在なので
おいしいものを投げてやると、私が「ワン!」とキャッチする…
どうやらそんなイメージらしい。
しょっちゅう言われるんです、これ。
私はワンコ。_| ̄|○
「フクは今日のおかずは何にするの?」
と聞かれましたが、本当のことは言いません。
私が東京で、家族とふつうにおいしいものを食べていたら、
ひとりで過ごす母は少しさびしいかもしれないなと思うので、
たいていは「まだ仕事しているから考えられません」で逃げます。
東京自宅はですね。
先日いただいたJCB商品券を活用して大奮発しました。
どやっ。
資源保護の観点からも、
買うならばちゃんと値段を出して買うことが大事だって聞きましたし。
高いけど安い(店には2000円のもあったし)
安いけど高い。商品券がなければ買えませんでした。
それに1枚パックのを買えば2人前取れるしねぇ!(今年は九州産が1500円程度でした)
やっぱり高いけど安い。
安いけど高い!
でも、土用の丑の日に、あっちでもこっちでもウナギが食べられるのは幸せです。
噛みしめていただきました。
ものすごくおいしかったです。
大切なことなのでリンク張らせていただきました。
あんなにいつもすぐそばにいた魚だったのにな。