認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

妖怪「外干し婆」とのたたかい

実家2日目の最大のタスクはお洗濯。
というのも、この日を逃すと
予報では全部雨になってます。マジか。まだ夏なのに秋の長雨ぽい。
いえ、いいんですよ。全然オケー。ノープロブレム(天気に言ってます)。

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「1日晴れているんだから
2回3回洗濯機回してガンガン干せば大丈夫」とタカをくくっていたら
「しっかり降るにわか雨あり」に予報が変わりました。

早朝から干して、昼前に一度取り込んで、浴室に干して…。
雨雲レーダーで確認しつつ、合間にコンビニに出かけるので
妖怪「外干し婆」に外に出されてしまわないように
しつこく張り紙をしています。
隙あらば外干ししようとする母。洗い直すのは当然私なんですが。ヤメテ。

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母はほんの少しでも晴れ間があると外に干したがります。難聴なので雨の音には気づきません。

子どもの頃から天気予報が大好きです。ダイヤル「177」は心の友でした。
今使用しているお天気アプリは「tenki.jp」(日本気象協会公式天気アプリ、無料)。
上のタブをタップすると、その地域の天気をサクサク確認できて便利です。
私は、自宅と実家、職場、仕事で出かける先の地点を登録しています。
いつ降るかな…の予想は、下の「レーダー」で確認できます。
お洗濯もの大丈夫かな…というときに、この雨雲レーダーが大活躍してくれます。
すごい時代になりました。便利。

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ところで、母への張り紙、書き置きが
昨今どんどん増えています。
朝食後に、
「今日のお昼はスパゲティです」と口頭で伝えてからメモもセット。
「わあ、スパゲティおいしそう」と喜ぶ母。
その紙をどこかにやってしまうと(98%はどこかへ行きます)、
5分おきに「お昼はなあに?(*^o^*)」
「スパゲティです」
「そう。スパゲティね」となります。
ヘタすると「スパゲティです」と答えた30秒後に
「それでお昼はなあに?(*^o^*)」と来ます。
期待してくれるのはうれしいんですが。
まあいい。

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メモ、2枚じゃ足りないなぁ。

自分の時間と心のストレスを軽減するためには、
ちょっとした予定を書き込むメモは、同じものが3枚いるか。
面倒だな。
3枚一度にメモが書ける認知症ケア向け複写メモ帳とかあればいいのにな。
ちょっとググってみました。
あるやん!! 表面より2~4枚の複写が、自分のニーズで取れるらしいです。
ノーカーボン 複写 デスクメモ A7 8冊入り (複写メモ 穴無し)


※画像はAmazonサイトから転用しています。

「8冊もいらんと思う…」とは思いましたが
背に腹です。さっそくポチりました。1冊200円ほど。周りの誰かに売りつけようか。
ともあれ、12日に届くらしい。ワクワク。
私のこふたん(小負担)はラクになるかな?

変わっていくフェーズになんとか対応したい、し続けたいものです。
行けるところまでは。