認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

お月見まちがい

やらかしました。
中秋の名月を勘違いして一日前倒し。
母を巻き込んでの、てんやわんやの狂騒曲でした。


昨日9/20(月)、夕方歩いていたら目の端に「中秋の名月」のコピーが見えた瞬間に
「うわっ! 用意し忘れてた!!」と大慌てになりました。
一瞬、頭、パカーン! となりまして。
アタフタとお月見団子買って、すすきも買って。
なんとかお供えだけは間に合いました。


昔からお月見が大好きな母に
日課のアレクサ呼びかけで「今日は中秋の名月ですよ」と伝えました。
前日に知らせてあげられればよかったのですが、
私が忘れていたんだからしょうがありません。
まあいい、と思いながら
東京の窓辺にお供えしたお団子やすすきをアレクサ越しで見せました。

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お花屋さんで急遽買ってきた、すすきとピンポンマム。

もちろん母は大喜び。
「せっかく昼間にコンビニに行ったのに、お供えを買わなかった!」と悔いていましたが、
「母さんの分もあわせてお供えしているから大丈夫です」
と伝えるとニコニコしていました。
詭弁だけどちょっとホントですよ。


通信を切ってから10分後、今度はスマホに母から着信がありました。
なんと「冷蔵庫にあったオレンジゼリーと栗饅頭を
2階の窓辺にお供えした」と、うれしそうな母。「教えてくれてありがとう」。


…と、まあ、ここまでだと、ほのぼのした話なんですが、そのあとで
「今年は満月と中秋の名月が重なるのよね。8年ぶりだっけ?」
と調べていたら、中秋の名月は9月21日】って書いてある…。


ていうか、そう。
今年の中秋の名月は9月21日ですよ。
それはちゃんと認識していました、私。
どういうわけか、ものすごく焦って、まちでコピーを見た瞬間に
一日前倒しにしちゃったのです。
_| ̄|○


あまりに申し訳なかったので、母に再びアレクサで呼びかけました。
現れた母が「テレビで明日が中秋の名月って言ってるよ?」と言うので
「申し訳ございませんでした。フクが間違えました」と、平謝り。
「十四夜なのにお供え出しちゃったねぇw」

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「お月様が、『ほっほっほっ、あそこの家は間違えてもうお供えしてある』って笑うねぇ。
『どうせだからいただいて、明日も来よう』、ってことになるねぇ」と超ごきげんな母。
「よかった。明日は忘れずお月見団子買いに行こう! 
デパート行かないとダメかな?」と言うので
「コンビニにあります、デパートまで行かなくて大丈夫!」
「何時に行ったらあるの!?」
「昼12時ならきっとありますよ」
「そう。…明日はお月見団子買いに行こう! デパート行かないとダメよね?」
ループが始まったので、きっとお月見本番は、
デパート行ってるんじゃないかなと思います、母。
ごきげんループだし、いいか。

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いや、申し訳なかったです。
申し訳なかったけど、図らずも
インパクとたっぷりにあらかじめイベントごとをお知らせする」ができたので、
まあいい、ということでw。
めげるまい。めげないぞ。

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深夜に見たビルの合間の十四夜のお月様、煌々。