認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

舐めて汚れを確認する

お昼前、「今日は配食ですよ」を伝えるために、アレクサで呼びかけたら、
まちのスーパーまでバスで往復して帰ってきたところでした。
あわわ。またいろいろ買うてきてしもたんかいな。
たいへんな買い物好きであります。

「栗ご飯するからダシ(粉末)を買いにね」と母。
「買ってきたら、うちにもいっぱいあったわ! まあいいわ、腐らないから」
そうね、腐りません💢。
9月の帰省時に、期限が1年以上切れたヤツを5箱分くらい処分したところですけど。
そしてまだまだたーんとあります。
調味料系はほぼほぼうちにストックがあるし、
バンバン買い足すのは勘弁してほしいなぁ…なんて言っても始まりません。
まあいい。買えるだけいいじゃないか!
たぶん言わないだけで、いろいろおかずも買ってきている気がします。
見ないフリ、見ないフリ…。


そして大事なこと。
「今日は夕方にお弁当が来るから、栗ご飯つくるのは明日にしてください。
もったいないからお弁当を食べて」
「そうね。お弁当来るからね。栗ご飯は明日にするわ」
よし。ちゃんと伝えたぞ。伝えたからね。


夕方アレクサで呼びかけたら、
しばらくアレクサがあらぬ方向を向いて母を追いきれず、
母が「こっちこっち、こっち向いて」というのが可愛かったです。
お風呂前だそうで、上半身下着でした。失礼します。

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ようやく母をキャッチしたアレクサ。ずっと扉を追ってました(健気)。

「いやー、今日は汗だくになったからお風呂入らないとね」
とペロンと下着を舐める母。

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舐めたらしょっぱかったらしいw。

そういえば母は若い時から、洗濯ものの汚れを確認するのに、
父のワイシャツなどのニオイを嗅がずに舐めます。
舐めて確認するくらいなら舐めずに洗えばいいのに…と、子ども心に思っていました。


でもね、先日、私もついにやってしまいました。洗濯物舐め…。
うちの夫は臭わない人です。
夏だというのに、部屋着のTシャツを平気で2日以上続けて着るので、
本当に?? と思って嗅ぎますがもちろん臭いません。
それが、「もしかして!?」と思って先日舐めたら
しょっぱかったのです!  はいっ、洗濯っ!!


母は、お風呂入ってお腹を減らしてから、配食のお弁当をいただくそうです。
ちゃんと配食を食べてくれそうでよかった。
「それがね。(ひそひそ声で)毎回同じメニューなのよ」
そんなことあるかーい!!
「まあ、何にもしなくてもつくって持ってきてくれるんだからありがたいわよね」
態度がL。…ま、まあいい。


はいはい、お湯が溜まったんですね。
お風呂ゆっくり行ってきてくださいね~。

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そういえば、記憶の中のばあちゃん(父方祖母)は夏の夕方はシミーズだったっけなぁ、と、母のあられもない姿を見て懐かしく思い出しました。それからお小水は、男性小便器に立ってしてた! 便器に背中を向けて着物の裾をからげて用を足す姿が衝撃でした。昭和初期までは農村ではよく見られたそうです(調べたらそう書いてあった、TOTOサイトにリンク張ります)。私の目撃は昭和40年代ですけど。

jp.toto.com

日曜日は午前中に「栗ご飯炊くよ-」呼びかけが必要かもしれません。
私が忘れないようにしないと!