認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

悲惨な冷蔵庫内はここでの私のアイデンティティかもしれないな

【1枚目 before】前回の帰省で、家を出るときの冷蔵庫。

【2枚目after】今回帰省時で実家に帰ってきたときの冷蔵庫。

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写真にすると悲惨感が削がれるな…。そもそもbeforeにもモノがあるせい?

実家の冷蔵庫を開けて悲惨な状態を確認し、
落ち込むかと言えば全くそうではなく、
ただ、「さあやるわよ」スイッチが入ります。
これが遠距離介護における自分のアイデンティティ、みたいな。
共依存だったらマズイ。まあ大丈夫でしょう!


探偵みたいに、この冷蔵庫をよくよく観察し、心の目で眺めていると(!?)、
母の思いや、暮らしぶりをくみ取れるような気がします。
冷蔵庫は語る。

で、今の母のマイブームは餃子でした。

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1枚目:母は冷凍品、冷蔵品、チルド、レトルトの区別ができません。
ローソン餃子の冷凍品が冷蔵されていました。わかんないけど、いけるでしょう、食べてみよう。レッツ、チャレンジ!

2枚目:冷凍庫チェックを忘れていました。ここにも目視ですでに2袋の餃子があります。
でも深追いはしませんの。
だってもうゴミの日終わっちゃったんだもん!


日曜の夜ごはんに、きっと母念願であろう餃子を出しました(ローソン製)。
「おいしいおいしい」とものすごくよい食いつきで驚きました。
よかったよかった。念願だったんだよね、きっと。

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レンチンだから、どうしてもニョッとした口当たりになるので
不評かなと思いきや、
カタいものが苦手な母にはこのニョッ(やわらかさ)が最高だった模様です。
塞翁が馬。
ここでは食べやすさが正義です。

 

話戻って冷蔵庫清掃のこと。
野菜室を開けたらギュウギュウ詰めでした。

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別に詰めるだけならいいのですが、
開封した汁物の袋やフタをしていない飲み物なども、母は構わず冷蔵庫に入れてしまいます。
仕舞う瞬間はきっと立てているはずですが、
すぐに冷蔵庫のあちこちで水たまりを作っております。

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野菜室のカゴを外すと、濡れて乾いてガビガビになったやつ…。
でもここは本気入れては掃除せず。
年末にまとめてやろう。

野菜室のカゴは洗いました。before&after。

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母の若いときからこうした傾向がありました。
きっと気質なんでしょう。最近はいっそう顕著です。

よーし、きれいになった。よしよしよし、よーし。
達成感。
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