認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

ひとりぼっちで泣いちゃう母

三日ぶりの母への日課アレクサ呼びかけ。
つながって画面に映った母、
受話器を握りしめていました。
母さん忘れたの!? こっち、こっち!! 画面みて~!!!

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ちょうど、さみしくなって泣いているところでした。
朝、兄を元気に見送ってケロッとしていたけど
夕方になって寂しくなっちゃったそうです。

「いろいろやってもらったんだよ~。
朝、2階から降りてきたら、朝ご飯ができているの。
感動した。掃除機もかけてくれた。
お風呂洗ってくれたのよ~。
なんにもしなくてよかったのよ~。ボケちゃうわ~♡」
ちょっと母さん。…まあいい。

 

兄は、「出がけに口げんかみたいになっちゃって…」と凹んでいたので
母との通話を終えたあとで、兄を褒め讃えておきました。
でかした、兄ちゃん。
どうやら、ぶっ壊れている母の金銭感覚に、兄は卒倒しかけた模様です。
「自分を壊さないようにできることしかしていません」
と申し送りがありました。
いいのいいの。グッジョブですよ、ホント。


母のほうはしゃべっていたら、すっかり元気に。
調子よくなってきました。その意気、その意気。
「フクが来るの、待ち遠しいよぉ」だそうです。
そりゃそうでしょ。娘は家政婦ですからね。

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思いきってリスケしてよかった。
「見つめる前に飛んでみようじゃないか」(ジャックス「堕天使ロック」より)。

兄の応援はすごく助かりましたが、次はよくても半年後。
もしかしたら1年後かもしれません。
まあまあ、できる人ができることを。
うちはうち。よそんちはよそんち。
人に期待せず、よそと比べず、私は自分のできることに集中ですっ。

婚家の菩提寺から来年の「浄土宗月訓カレンダー」が届きました。そんな季節ですね。
ペラペラめくるとシュールで笑い転げました。
お、おれに言うてる!?

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