認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の再配達依頼に手こずる

【16時】
母からスマホに着信。
Alexaを自分からつなぐのはできないようです。

こちらから呼びかけてAlexaをつなぐと

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あら、お帽子可愛い(違
と思ったのもつかの間、みるみるウザ子さんに早変わりしていきました。
仏頂面です。

母のクレーム💢を要約すると
お出かけから帰ってきたら、私からの荷物の不在連絡票が入っている。
 ⇒言外:うっとおしいもん送りやがって。
自分で手配できないからなんとかしろ。
 ⇒言外:郵便局のサービスが悪いんじゃ。

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私は、昨日郵便局から、母の年賀状印刷の仕上がりを
レターパックライトで送りました。これやな。

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それにしてもなぜ、ポスト投函してくれないのだ、郵便局さん。
入るサイズなのに。「プラス」と勘違いされちゃった?

とにかく母から不在連絡票をAlexa画面に映してもらって
私が手配し、その旨報告しました。
「今日の6時から8時に再配達してもらえるから受け取ってね」
「うん。ずっといるから大丈夫」

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画面に伝票を映してもらう、それだけのことがえらくたいへんでした。そっちじゃない、ダメはがさないで、右だ左だ、もっと下とか、難聴&認知が難しい母に向かって大声上げながら…。でも画面でやりとりできるのって本当にラクですね。ありがたい。

【17時30分】
再び着信。⇒こちらからAlexa呼びかけ。
「来ないんだけど💢 ずっと待ってるのに」

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腕組みして時計を見あげる母。
「母さん、来るのは6時から8時の間だと、さっき伝えましたよ?」
「聞いてない。5時までに来るっていうからずっと待ってたのに。
そうよきっと明日の朝になるのよ!」
「いいえ、なりません、母さん! 6時から8時とお約束をしているの」
「そんな時間に持ってきてもらうなんて気の毒過ぎる。
こんなに夜なのにお腹も減るのに。
だいたい電話で全然話できないもの。ひどいわよ
サービス対応悪すぎるのよ、郵便局!💢」
母、自動音声に話しかけている可能性、大。
_| ̄|○

(ウザ子、面倒くさいぜ)


【18時】
スマホに着信。⇒こちらからAlexa呼びかけ。
「着いたー!! かわいい~~!!」別人&絶好調な母。
できあがった年賀状見て、気分爆あがり↑ ↑ ↑

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配達してくださった郵便局の方には
「こんな時間までごめんなさいね。お腹減ったでしょう」と
オロナミンCとクッキー1箱差し上げたそうです。
「喜んでくれたのよぉ!(^0^)」
局員さん、もらってくださってありがとうございます。

まあいい。終わりよければ全てよし。
人の一生もそうだと思っています、わたくし。

 

夜、帰宅した夫が
「仕事中、さっきお義母さんから留守電入ってたよ。
『郵便局きました』だって。なんだろう?」
母、そっちにもやらかしていましたか。
ふつうに流してくれる夫にそっと感謝しました。