高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

パンチパーマの間に『認知症世界の歩き方』

帰宅した夫が私の顔を見て
「お、髪切った!」
夫が見て気づくというのはなかなか珍しいので
「よく気がついたね」とほめたら
「そりゃパンチパーマだからわかるよ」と言われました。
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パンチパーマしてたので、母に
「今日の夕食は配食来ますよ」と連絡し損ねてしまいました。
まあいいや、なるようになるっしょと思って手放したら
意外にも夕方Alexa呼びかけでつないだら
母、配食をいただいているところでした。ラッキー。

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「鞠(まり)と殿さま」♪毛槍(けやり)をふりふり やっこらさのやっこらさ♪をおそらく即興で踊る母。母は今日も元気。

パンチパーマしてもらいながら、長らく読めずにいた
認知症の歩き方』を読むことができました。

認知症の世界の不思議が
わかりやすく展開されていてすごくよかった。
ヒントがちりばめられていました。

親に対してはもちろんですが
とくに、自分がそうではないかと疑うとき、診断されたとき、
この本に出会えたら気持ちがたいへんラクになるだろうなと感じます。
認知症当事者100人ヒアリングの中には、30代の方もいらっしゃるみたい。

ホントにすぐ、親のことではなく、認知症は我が悩みになるでしょう。
国民病になるのかな。

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とても響いたのはこの一文。
“つまり、認知症を「ひとくくり」にしない。それが、とても大切なことです。”

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母の認知障害について思うこと。
知識は大事。だけど、
マニュアルよりも、診断よりも、今目の前にある人の状態が第一。

他人と、よそのお宅と、比べないこと。
ラベルを貼らず、その人自身と対峙すること。
問題行動については、行動の奧にある気持ち、できるならその奧の潜在意識まで読み取ること。
私が治そう、正そうと思わないこと。

相手のあるがままを受け止める覚悟(受けたらすぐ流していい)。
いつだって、こちらの心の持ちようについての正しい知識は不可欠だ。
ネガティブな方向に惰性で流されないための
ノウハウがあれば格段にラクになる。

自分も含め、物事の悪い面にフォーカスする人は私の周りにはわりと多いです。日本人の特性か? 国民性か??  でも、心配性なのも用心深いのも生き延びる戦略だと思えば、悪いことではありません。
ネガティブなのは、自分のせいでも状況のせいでも環境のせいでももちろん育ちでもなくて、ざっくり国民性みたいなものだから気にするな、と自分に言って聞かせています。ここでも人と比べないことは大事。


母についての私の「こうありたい」をまとめていくと
それは別に母じゃなくても、夫に対しても、親しい人たちに対しても、
そのままあてはまるように思いました。
もしかしてTwitterするときの心構えにも似てるかも?

パンチパーマちゃうしっ!!


紙もKindleもあります。マテリアルがすごくいいのと、三つ折りmapなどもあるので、紙がおすすめです。うしろの「旅のガイド」がイエローページみたいで、本のつくりがすごく楽しい。付録の「生活シーンご別困りごと索引」には唸りました。なかなかすごいインデックス。


私自身が40代前半で若年性認知症疑いで「えらいこっちゃ!」だった話です。
寝らんとだめよ、寝らんと!! 簡単にぼけるで。脳は睡眠で修復するのダ。

55enkyorikaigo.hateblo.jp