認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母、年賀状をフライング

昼間目にしたNHK列島ニュース(←大好き!)で
年賀状投函の受付がスタートと言っていました。
青森西郵便局の一番乗り、81歳女性のコメントが紹介された段階で
鼻の奥がチーン。どうか来年も再来年もずっとずっと、
「年賀状投函、一番乗り!」をがんばってください!

www3.nhk.or.jp

f:id:huku1910:20211215183117p:plain

そんなわけで、おかげさまで復活した、夕方の日課Alexa。
母に「年賀状書きましたか?」と聞いたら
「書いたよ! もう出した!!」

 

えっ…少しイヤな予感(汗…
「さすがですね。早くて素晴らしい! いつ出したんですか?」
「…たぶん、昨日の昼だったかなぁ。ポストに投函した」と意気揚々な母。


年賀状の受付前です。
あ、アウト??? 
12月の暮れとかに届く残念なやつかしら?
とても母には言えません。

 

頭の中ではアウトだろうなとは思うものの、重ねて聞いてみました。
「ポストに出すときに輪ゴムはかけたんですか?」
「うん! 十字に輪ゴムをかけたよ」
よかった、たぶん、セーフだ! 郵便屋さんは機転をきかせてくださるに違いありません。
高齢者が多い土地ですもの!
「それから、ちゃんと郵便屋さんに
『おつかれさまです。ありがとうございます』の
お手紙つけといた」


すごい。これでフライングは完全回収だっ! 
きっと無事、元旦に届けていただけるのではないでしょうか。
「早めに出しちゃったね(クスッ)」で仕分けてくださるに違いない。
よかったです。
芸は身を助ける。

もしもフライングされてもだれも責められないですけどね。

母はわかんないからよしとしましょう。

80枚出したそうです。たいへんよくがんばりました。

f:id:huku1910:20211215183552p:plain

私から見ると「まったく整理できていない」のに投函できるのはすごいと思います。
という状況ですから、失敗もすくなくないはずです。どんまい。