認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

担当ケアマネさんのお越し

社交的なので、おかげさまで社会とはつながれていますが
デイサービス等々のお世話になっていない高齢母、要介護1。
介護については基本私が粛々とひとりで対応しています。

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今日は担当のケアマネさんが、寒い中を
施設のカレンダーを持って
わざわざ年末のご挨拶にお越しになりました。

2018年の介護認定の際に、社会福祉協議会の方が気を利かせて、
遠くの施設のケアマネさんを紹介くださいました。
最寄りの高齢者施設は、母自身がつい最近までボランティアに伺ったり
会議に参加したりしていたので母がきまずいだろうということで。

【過去記事 これは2020年の介護認定のこと】

とはいえ、2018年当時担当が決まった際に、そのケアマネさんは
「私はお母様とお目にかかっていますし、存じ上げていますが、
初対面ということでお目にかかることにしますね」と小芝居を打ってくださいました(感謝)。

母にも表に出てきてもらって、ケアマネさんにご挨拶を。
母はまったく状況を理解せず、相手がだれかがわからなくても、
めっちゃ自然に話しをします。
ただ、ノリで話して、自己アッピール。
つい1分前まで「財布がない」とゴネていた人とは別人!(汗

ケアマネさんに向かって意気揚々と
「私は外で活動していますでしょ。みなさんをひっぱっていかなきゃいけないから
こんなにしっかりしているのかもしれませんね!」と、朗々と宣言する母。
それに対して、調子を合わせてくださるケアマネさん。

 

母を先に家の中に入れてから、一対一でサクッと立ち話をしました。
「いかがですか?」と聞いてくださって
「いやぁ、進んじゃって、どうしようと思っています。
お金の感覚が一桁おかしいし、短期記憶が1分持たなくなってきました~」
と正直に打ち明けました。すると
「おひとりで、よくサポートしていらっしゃると思います。
困ったら、きつくなったら、いつでも言ってください。
必ず私たちがサポートに入ります。安心してください」

と、力強いお言葉をいただきました。
介護でがんばってるみなさん代表として、
うれしいお言葉に浴させていただきました。

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…浴しております。

 

私が「キツいな」と感じるのは
おおむね自分自身の問題であることが大きいと思うので(つまり幻!)
粛々と修行を続けます。

せっかくのいのちだ。楽しまないともったいない 
( ̄― ̄)ニヤリ

 

いただいたカレンダー。表記している「デイザービス」などのテキストに心惹かれます。

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そういえば、トイレの母お気に入りのカレンダー。「もう新しいのは来ないのかなぁ。工務店さん体調悪くなっちゃったかな…」と思っていたら、今のカレンダーの下に、すでに来年のがかけられていました。かけたのは母ですが、本人が覚えているわけもありません。ただ、来年もあることを喜んでいるので、それでいいかな。いきなりカレンダー扉に、母が大好きなわんにゃんペア。よかったですねぇ。

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母はなぜか、わんにゃんを親子だと思っています(なわけない)。「それはないでしょう」と言うと、「じゃあきょうだい?」と聞いてきます。…「ともだち」でええやん?

 

きょうだいといえば、29日水に、兄は一旦退院することになりました。
年末年始だし家で様子見だそうです。