母の“公称”誕生日の前、1週間を切りました。
贈り物には、母が来てくれる着心地のいいパジャマを選びました。
オーガニックコットン100%の肌にもやさしそうなパジャマ。
89歳、母の肌に触れていると、皮膚が薄くなったなと感じます。
赤ちゃんみたいにデリケートに見えるので、とくに肌触りは大事。
これ、オーガニックコットンで、日本製…にしてはお安く感じます。
よいものだといいな。
母はお腹が締まるのを大変嫌がります(私もです! 締めるとすぐ腹痛)。
次回の帰省時に、替えのウエストゴムをいくつか用意し、
つけ替えてゆるゆるにしてあげようと思います。
前回帰省時にはパジャマのズボンをはいていなかった母。
(そしてどこにあるのかわからなくなったパジャマのズボン)
途中で寝間着用ジャージを投入しましたが
しっくりいっていない気もします。
夜ジャージをはく=新しいこと が、母になかなか落ちません。
今度はうまくいくといいです。
贈り物を無事に選べて一段落と思いきや、なんか忘れている気がします…。
そうだ! 一緒にお祝いできないから
今年は和菓子ケーキを送ってあげようと思っていたのでした。
友人が高齢の親御さんに送っているのを見て
私もならってみました。
「小」を選び、「ろうそくを同封しないでいただきたいです」と注文時に備考欄でお願いしたら
すぐに電話があり、快く「大丈夫ですよ!」とのこと。とても気持ちのいいご対応で安心できました。
冷凍状態で届けられ、解凍に時間ほどかかるそうです。
いいなぁ…私が食べたい。
一般的なケーキよりも、私はこちらのほうがうれしいな。
年末に予定していたとおり、兄は三連休明けに肺の細胞診を終え、
2週間の再入院となりました。
話せないわ、痛みで頭と手足が動かせないわと容態が悪いらしく、
詳細がほぼつかめません。
もちろん母には伝えていません。
母は、年始の挨拶で電話で兄と話し、
咳が止まらない兄を「ひどい風邪をひいている」と信じ、
先日は「風邪にはみかん」と、みかんを1箱宅配便で送ったそうです。
また、「薬局に行って息子のことを相談したらわからないと言われた」
と、プリプリしてました。
薬局の方にはたいへん申し訳ないことをしました。
でも、どんなふうに薬局で相談したのか、ちょっとのぞいてみたいです。
そしてそこはきっと、ドラッグストアですよね、母さん…。
「兄さんは、ちゃんとお医者様にかかっているから心配しなくても大丈夫ですよ。
周りの人は、それぞれ体を大切に楽しく暮らしているのがいちばんですからね」
と伝えています。
ふわふわ忘れるのがここでも幸いだと感じます。
母には、できれば、悲しみからは遠いところにいてほしいものです。