木曜日、夕方雪が強まりはじめ、
慌てて外での用事を前倒しで巻取り、
少し早めに日課のAlexa呼びかけ。
母、髪を染めているところでした。
ちょっと寒そうに見えたので、
母が風邪ひかないように、今日はこれにて仕舞おうとすると
「これからお風呂入って髪洗うから、6時半頃かけて」
「はーい」
仕舞えませんでした(汗
仕事の続きをバタバタしていたら、6時20分頃、母からスマホに着信。
電話をとりながら、同時に「Alexa、呼びかけ」で映像をつなぎました。
お風呂上がりに白湯を飲む母。
「白湯はいいですよぉ。お風呂上がりに飲んだら、体の中がきれいになりますよ」
どんどん盛っておきました。
それにしても母、お風呂上がりに、洗った髪を乾かすのに、
ご近所一周してきたそうです。この寒空の下、マジすか。
母、また兄のことを気にしていました。
「ああた、お兄ちゃんのことを励ましてあげなさい。
フクが励ますのがいちばんいいんだから」
面倒なことは、とりあえず娘に振ろうとする母。
「母さん、兄さんは肺がんじゃなくて肺えん。
死なないから大丈夫ですよ」
「あらそうなの。でも肺炎だって気をつけないとねぇ」
「ちょっと特別な肺炎だからそうですね」
みたいな話が手を替え品を替え、5回ほどループしました。
やはりまだ気になるんですねぇ。親心。
まったく落ち込んでいないのでそこは安心です。
追々、兄がこれからあまり帰省しなくなることを
母に伝えなければいけません。
ところで、と。
「さっきお風呂に浸かって小さな声で歌を歌ったら、
お水さんがみんなホメてくれてうれしかった」とニコニコしていました。
「あ、そうそう。この間見せてくれたけど
母さんからだが柔らかいでしょ?」
「うん。前も床に手がつくし、
バレリーナみたいに足が上がるよ!」
自分で言ってひとしきりウケる母。安いぞ、母さん!
「体が柔らかいのは若さの秘訣らしいですよ。
筋肉が柔らかいと、血管もしなやかに動いて血の巡りがよくなるし
いいことづくめなんですって」
仕入れたてのネタを伝えると
母、また踊り出しました。バレリーナのつもりらしい。
母が踊るから今日もいい日。
大丈夫、今日も元気です。