認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

介護帰省_多動母と障子張り替え!?

朝、「おはようっ!」と、軽々と左手を挙げて2階から降りてきた母。
副反応はすっかり抜けたと見ました。
「左腕はどうですか?」と聞いたら
瞬間、なんのことかわからないようでした。「お注射のあと、大丈夫ですか?」
「なんともな~い!!」 よかったです。

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やはり接種直後から、多少無理しても接種した腕を上げ下げして、
ゆっくり動かすのが、私たち母娘にはよい模様。※個人差があると思います。
やや厳しめに腕を上げるように促しておいてよかったです。
これがうまくいけば月曜朝から腕の痛みが抜けると踏んでいた、その通りに運びました。
そして終日36度台の平熱。こちらも読み通りでホッとしました。
母と私、なかなか体質が似ているようです。

母部屋の障子の張り替えを所望されていたので
21日(祝・月)に取りかかりました。母の多動が炸裂…(汗。

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降り込んだ雨が染みになり、障子紙は剥がれ、なかなかみすぼらしいのが気になってはいたのです。

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認知症対策のあちこちに置く複写メモ。乱筆失礼します。
先に自分の仕事を片付けたかったので
「11時から、まず古い障子をはがしましょう。張るのは午後ね」と言っていたのですが
10時頃から2階からドンドン音がし始めました。
母がなにかやらかしていますが、ここは我がこと、優先。
2階に行ったが最後、巻き込まれるのは目に見えているので、
ここはひとまず、自分のことを片付けてから。
聞こえないフリ、気づかないフリ…。

11時に2階に上がると、母がひとりで障子をはずし、
廊下に並べ、不器用ながらも古い障子紙を剥がし終わっておりました。
待ちきれずひとりで始めた模様です。
しかも一部張り始めているじゃないですか。
…ひとりでやってくださって全然いいんですよ、母さん!!

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糊は、小麦粉と片栗粉で、母が焚いて手作りしました。
舌切り雀を思い出す糊です。おいしそう。
しかし、刷毛を置き去りに、桟へ指で糊付けしたりと、ちょっとへんてこです。

 

とりあえず、先にお昼ご飯を食べてもらいました。
レトルトの「カレーマルシェ」を半分ずつ。
昼は存分に手抜きしておりますw。

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昼のカレーは大喜びしてくれます、助かります~。

午後は母に代わって、私がサクサク張りました。
高校時代は演劇部の大道具製作でガッツリ糊張りの経験があるので、
そんなに下手でもないと思います。カッター使うの大好きですし。
しかし仕事は分担しなきゃいけません。
母には障子紙を切ってもらうのを担当してもらいました。
いっちょかみしてもらわないと、あとがたいへんですからw。
ほどよく疲れて、夜よく眠ってくれるのも期待しています。

張り終えてはめてみたら、シワシワじゃありませんか(大汗
衝撃が走ります。
焦ってもう一度たっぷり霧吹きしました。あとは祈るしかありません。

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夜確認したら、そこそこシワは伸びていました。
まあいい。

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1枚目:実は右から2枚目だけ、張り替えていません。だって「きれいだからもったいない!!💢」って、母がものすごくごねるんですもの。ガッツリ色がちがいますやん…
2枚目:左の上2枚を母が張りました。
やり直しませんw。

なんか連日すごくがんばってるよな、わたし。