認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

次々露見する高齢母のやらかし

帰省して一息つく間もなく
「お隣とご近所にお土産は持っていったの?」と母。
「もう夕方だし、明日(帰省2日目)の午前中にご挨拶に伺いますよ」
と応えて一旦納得するも
3分後には「もう行ったの?」のループ。
なんだろう?  母のタッチが妙だなと気にはなっていました。

母は、私がご近所にご挨拶に伺うのをやりすぎと思っているようで
「毎回持っていかなくてもいい」とわりと強めに言ってきます。
「私には私のおつきあいがありますので」と、ほぼいつも軽く衝突します。


帰省2日目、タイミングが合って、
必要な先にはすべてご挨拶できました。ラッキー。

その2日目の朝、私が母の態度でひっかかっていた理由がわかりました。
以前の、警察に連絡した一件に加えて、
3日前にもちょいとあったようです。
どうやらそれで、私に挨拶に行ってほしかったようでした。

【過去記事。以前の警察を巻き込んだトラブル】

 3日前のこと。
夜間に実家前に車が停まっていて、男性が乗っているのが見えた母。
悪い妄想がどんどん膨らみ、
コワイと思った母は、ご近所に連絡し、相談したそうです。
夜にもかかわらず、ご近所夫さんが出てきてくださって、
「ここには停まらないで」とドライバーに言ってくださり、車はいなくなりましたとさ。
ということでした。

ちょっと続きがあって、
その翌日缶ビール2本持って「昨日はありがとうございました」
ご近所さんへご挨拶に訪ねた母。
「そのとき、ご近所妻さんのタッチがいつもと違った。
きっと勘違いされたみたいだ」と母が言うので、とりあえず
「いえ、それは母さんの大きな勘違いです。
状況を聞いても、だれもそうは思いません」
と言うときました。
勘違い違い。
そんな夜分にへんな相談されたらイヤやで、ふつう。
夫さんが出て行くのだって、あぶないやんか。
なんてことを母に言っても理解はできません。まあいい。


ただ、それ、もうちょっと早く聞きたかったな。
もう少しちゃんとしたものをお持ちするんでした…(汗 まあいい


当初の予定通りのサンクスギフト的なものをお持ちして
取り急ぎご挨拶に伺うと
ちょうど、ご近所夫さんが庭仕事の最中で、お話できました。

上記をお詫びすると、
「いいって、いいって。緑ナンバーだったし
怪しい人じゃありませんでしたよ。大丈夫。
それより、その前のほうがお母さん危なかったね。
知らない人について行っちゃダメよ」とおっしゃっていました。
ごもっともです。

「そうそう。季節だから、今週晴れた日に、垣根の消毒を勝手にしとくからね」
とのこと。ご近所さん、神。ありがたい限りです。
しかも、庭先の花々があまりきれいで惚れ惚れしていたら
クリスマスローズの苗3つと、10㎏ほどの腐葉土をいただいてしまいました。
また海老で鯛を釣ってしまい、恐縮です。…そんなつもりでは。

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白のクリスマスローズは、花びらがダブルなんです。なんて美しい。

 

ところで、本日、私がインターホン対応した来訪者は
「住宅修繕のお困り解決します」のセールスでした。
インターホン越しに「うちはお願いすることがございませんので結構です」伝えると
「イヤ、デモ、奥さん、ここの玄関の修繕はうちが担当しましたよ」とおっしゃるので
「うちは全部○○工務店さんにお願いしていますので結構です」とお断りしました。
「奥さん」ちゃうしな。

こういうとき、いくら言っても、母は玄関を開けて表に出てしまうだろうなぁ。
すると困ったことになるなぁ。
母がインターホンにだけ、出るクセをつけられるように、頑張ってみようと思いました。
でも、母は聞こえづらいしなぁ。悩みます。


まったく余談ですが
新聞を読んだ後など、母が「プーの野郎、プーの野郎」とうるさいです。
私はニュースに関してはほぼ、面と向かって質問されない限りは
オールスルーしています。
テーブルを片づけていたら新聞が。
落書きされていました、プー。

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なぜ三ツ目!?