認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

よそのお宅のネコに人用の煮干しあげるの、ヤメテ…

今日の私と昨日の私と、言っていることが整合性がとれなくても
別にいいじゃん。人間だもの。
その日そのときの自分の中の多数決と気分で
表に出てくるのは変わるものですよ。

  

秋田県男鹿のホテルの野良さんたち。いつもご飯をもらっている模様(2018年11月)。

さて、夕方のアレクサ呼びかけ。
母、まさかの、まちへお出かけ三連ちゃんで驚きました。
多動炸裂。

土曜日は配食の日ですが、どこ吹く風で
食べるものをあれこれまちで購入している模様です。
気温も上がり、そろそろムシも増え、傷みも早まる季節。
軽くめまいを覚えました。
まあいい。

「ご近所さんに何かいただいたので(「何か」は思い出せない)
ご近所さんが飼っているネコに(ネコは完全室内飼い)、
煮干しを買おうと思ったのよ(もちろん人用煮干し)。
買ってきて、ご近所さんのお宅でねこにあげたら喜んだわよ」。
(喜びませんから。ぜったいにッ!!)


どう話していいものかよくわからず
私の言葉数が少なくなってしまい、早々に切り上げました。


たとえ理解できないとしても、これだけは言わなくちゃ。
「母さん、人様のお宅の大切なペットに
食べ物をあげてはいけません。
人用の煮干しの強い塩分は、ネコの体にすごく悪いですから」
言いましたが、わからないだろうな。
ネコは腎臓病になりやすいから…
なんて母に言っても「キョトン」でしょうね。

 

もしも、わたしがネコ飼いなら
塩分たっぷりの、ふつうの煮干しを自分のネコに食べさせられたら、
すごくイヤだし、困ります。
「殺す気!? 」と突っ込みたくなることでしょう。
完全室内飼いで大切に飼育していらっしゃるご近所さんに
申し訳なくて。
次回の帰省時に様子を窺ってみますかね。

 

動物を飼うと言うことに対して時代が変わり
意識が高くなったというのもありますが、
母のADHDの問題も大きいです。
母は動物が大好きですが、
動物が快適な環境を考えながら上手に飼うことはできません。
植物も同じで、超スパルタになっちゃいます。
母のADHDには難易度が高すぎるのかもしれません。
 ※もちろんADHDでも上手に飼育される方はいらっしゃると思います。
それは個性だからいいのですが
こと、いのちに関わる問題はやっぱり困るなと思いました。

困るが、今のところ、あまり対策はできません。
そんなこともあります。