認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢親の住まいの定期安全確認

介護帰省の主たる目的は、私の場合、
片付けと掃除、ゴミ出しです。
その間おさんどんや洗濯等々家事全般は行うものの、
いちばんの目的は母の目に映る空間を整理することと考えています。

私が幼い頃からずっと
母は気質的に片づけられない人なので、そのフォローに。
目に映るものがスッキリしていたら
頭の中の混乱は少しはマシなのでは?と推察し
できるだけものを減らそうと試みています。

と同時に、安全確認も欠かせません。
母が使っているもので、私が組み立てたもの…
段差を解消するステップやテーブルやイスなど、
ネジのゆるみがないか、ゆるんでいたらすぐに改善していきます。

チェックは3か月に1回くらいで充分かとは思いますが
なにせ自分が組み立てているので心許ないのですw。
母が体重をかけたときに崩れてしまってはたいへん!
転ばぬ先の杖です。

玄関のステップとか

  

手すり系はヘビーユースになるのでゆるみがちです。チェックチェック。玄関の踏み台&手すりは満3年使用。いい買い物でした。90センチと幅広です。結構母がよたよたするのでウチは広くて正解。「ヤマソロ 玄関台 手すり付」。ブラッシュアップしてデザインが少し変わっています。


リビングの掃き出し窓のステップも。

  

この子は緩みが早いです。炎天下で毎日ヘビーユースのせいかもしれません。でも、おかげで、母は今でも庭に降りることができるので、これも良い買い物でした。満2年使用。まだまだいけそう。


この間張り替えたタイルカーペットが一部浮いていたので
残っていた1枚と張り替えました。
こんな出っ張りに足を取られて転んではえらいことです。

  
押し入れの中や、部屋のスミに置いた
「水取りぞうさん」の水もほぼ満タン。取り替えました。
これからカビの季節。私の仕事部屋はカビ臭が強まります。
今年も負けないで頑張らないと。

 

さて。今回のタスクは片付けられたかな。
続きはまた1か月後に。

最終ディナーはリクエストして、母に海老フライを作ってもらいました。
「え~、私が作るの? 面倒くさいよう」。そんなリアクションでしたが、
おだてつつ、すべりだすと大丈夫。
今回もおいしく作ってもらえました。感謝です。
というわけで、
食事の間中、母の海老フライの素晴らしさを熱く讃え続けました(私が)。
「そんなに好きなら2回くらい作るんだったね」
というところまで持ち上げた!
来月ももがんばれ、母さん。

 

母は気をよくして、いつもより遅くまでおしゃべり。
元気に自室に戻っていきました。