認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「National」のシンク、水回りトラブル

東京自宅は賃貸物件で、築50年以上の雑居ビルです。
まちなかにあり、騒音がひどいので居住には不向き。
古さに加えて心理的瑕疵物件で告知義務あり(事故物件ではありません)。
さらに「お風呂の不具合に目をつむる」ことを条件に
相場よりもお安い家賃で住まわせていただいています。
そのため浴槽にお湯を溜めて入るにはかなり慎重さが必要です。
排水すると部屋側に水があふれる…設計ミスらしいですw。
私たちが住む前にはもう長い間空き家でした。
そんなクセツヨな部屋ですが、私たち夫婦はたいそう気に入っております。
ちょっぴりクセツヨな私たちでも、安心して住めます。住みやすいのです。

ま、ごくたま~にびっくりすることがあったり、
呼んだり呼ばれたり、警察のお世話になることもありますが、それもまたご愛敬。
「できれば生涯ここで暮らしたい」と思うほど気に入っています。


がっ、築50年は水回りはシュールです。
キッチンでも、洗面所でも、水を使っていたら
なぜか足下から水があふれ出してパニック!など、水回りのトラブル多数。
このときはシンク下の排水パイプが壊れておりました。びっくり。

【過去記事です】

そんな次々にやってくる荒波をかき分けつつ
このクセツヨのおうちと暮らしていくのは非常に楽しいです。

ただ、私が遠距離介護で実家にいる間、
衣食住全般が苦手な夫ひとりのときに何かが起きたらことだな…とは思います。
不思議なことに、今のところはいつも、私がいるときに不調が発生します。
おそらく家側も、早くなんとかしてほしいのでしょう。かわいいです。

 

前置きが長くなりました。
先般、Twitterのタイムラインが「National」で賑わっていまして。
なんとなく、言い出せなかったのですが、うちはキッチンのシンクがNationalです。
おそらく50年選手です。

 

水曜夜、料理をしようと思ったら
そんなシンク下に収納していたボウルにうっすら水が溜まっていまして。
どこかからまた排水の水漏れを起こしているようで、
よくよく見ると、金属と塩ビのつなぎ目から
少しずつ水が漏れていました。

 

木曜日朝から管理会社に問い合わせて、
金曜日に、管理会社の設備担当の方にお越しいただきました。
見てくださった担当者が
「これはきっと、新築時のものを今まで使ったんでしょうね。
こんな古いのを見たことありません

なんかもうすごいな! 感動でドキドキしちゃいました。

許可を得て、作業中もたくさん撮影させてもらいました。

結局、排水カップとシンクをつなぐパッキン部分(上写真)がモロモロになっていて、
ここから少しずつ水漏れを起こした模様です。
パッキンをはずして、汚れをきれいに洗って、急場しのぎに再び取り付けたら
今度は水がダダ漏れになって即刻完全アウト。
排水口部分を「全取っ替え」ということになりました。
なんかもうすごい。


担当者さんが、そのダダ漏れ風景を
証拠写真として残してくださったので、ありがたいなと思いました。
これならきっと、管理会社側も迷わず新調してくれることでしょう。

 

工事の間、シンク下に収納していたものをダイニングに移動しているので壮観です。
ここがシンクの排水がきれいに直るまで、
ご飯を作らなくてもいいという権利を手に入れましたw。


もろもろ最速で片付いてくれますように!

そういえば現役のファッションスチーマーも「National」です。アハハハハ。