認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

「熱中症」「関節痛」「治る認知症」「更年期障害」と甲状腺機能低下症 

「人はホルモンの奴隷」と教えていただいたことがあり
いつも興味を持っています。
興味はあっても、リアルに感じることはできないんですが。
直近では、副腎皮質ホルモンと副腎髄質ホルモンを調べていました。
ホルモンは、バランスがいのち、というのがいわせん。
少なすぎても多すぎてもいけないって
なんかロマンだわぁ。

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とかのんきに言っている場合じゃありませんでした。
ホルモンといえば、自分の「腺腫様甲状腺腫」。
甲状腺の経過観察をすーーーっかり忘れていました。
名称はゴツいものの、良性だし、
経過観察さえしていれば恐れるに足らず、で、
記憶から消去してしまった模様です。
いただいた紙に、「半年後に来い」と書いてあるのに
3年経ってしまいました。浦島太郎みたい。

 


実は、あまりにも昨今暑さに弱くなっているのが訝しくて
もしかしてなんか関係あったりして…なーんて、
めっちゃ気軽にGoogle先生に尋ねてみたら
熱中症」「甲状腺」で出るわ出るわ。ええ、そうなの?
ついでに、「関節痛」「甲状腺」もガッツリ出て、
目が点になりました。
目が点といえば、
「目の奥の痛み」なんかも甲状腺と紐付けられて出てきます。
なんでも、甲状腺機能低下症は、更年期障害様の症状があるらしいです。
※妄想が爆走しているだけで、別に自分の愁訴が甲状腺由来と思っているわけではありません。

3年半前に詳しい血液検査を受けていて、そのときは甲状腺機能の低下は認められませんでした。できれば8月中に受診してしっかり安心しておきたい。今度は忘れないようにしよう…。


さらには、甲状腺機能低下症の症状のひとつとして
認知症もあると初めて知りました。
甲状腺機能低下症のために脳の活動が緩慢になり、
甲状腺の病状には気づかずに
うつや認知症と診断されることもあるそうです。
知らなかったなぁ。この場合は治る認知症らしいです。
ふつうにかかりつけの内科や整形、眼科、歯科等々を受診しても
話が甲状腺まで及ぶことはまずないですもんねぇ。
私は別件の胸部CT撮影時に「ん?」と気づいてもらって専門医を受診することになりました。
周りに甲状腺機能低下症の方は結構いらっしゃるというのに、まさか自分も甲状腺に異常ありとは想像もつきませんでした。いや、良性の軽いおできを持っている人は一定数いるようです(医師の口ぶりから受けた印象として)。
上の日本内分泌学会サイト左柱の「内分泌の病気→甲状腺」で疾患を見ることができます。なにか不安があればかかりつけ医に相談し、専門医に受診をおすすめします。
私は専門医受診してから、あまりの患者さんの多さに、すっかり安心してしまいました。

 

やはり人のからだの不具合は、
症状別にではなく
その人全体でみることが大事なような気がしました。
なかなか敷居が高く感じますが、「総合診療科」みたいなところが
大事なんじゃないか。まだ受診したことはありませんけど。

 

……ま、まあいい。
まずは不調はかかりつけ医に相談を。

それしかないのでそう書きましたが、相談して解決することは私は少なかったです。
医師と対等に話ができないのも問題なのかもしれません。

でも、東京自宅近所のかかりつけ医、気楽に紹介状は書いてくださるのでありがたいです。