認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

とっておき昔写真で、嘆きと悲しみの回避

日課の、夕方Alexa呼びかけ。

世界を揺るがせた暗いニュースは

九州の地方都市の実家の母にもしっかり届いていて、

母は嘆きと悲しみの中にいました。

 

「ご冥福を祈りましょう。
でも母さん、
TVは暗いニュース
を繰り返すだけですから、

今日はもう止めたほうがいい。

情報は新聞だけで十分です」と言うと

「そうね。TVは今日はもう見ないでおこうか」と素直な母。

とはいえ、トークが一段落すると、

また嘆きと悲しみのループが始まるし、
きっとこれからもTVは消えないんでしょうけど。

「じゃーん!」

話題を変えたかったので

事務所のデスクの引き出しから出てきた

我々母娘の昔の写真をAlexa越しに見せました。

 

45年前。私の小学校卒業式に教室で撮影した画像です。

母が和装で、当然ながら若々しくて美しい。

「ほら母さん、お着物でおきれいですよ」と言うと

「その写真ほしい」と喜んでいました。

 

今日は実家地方はすんごい雷で

ものすごく怖かった、と母。

雷のこともとても嫌います。
「もう、こーして過ごしてたの」

「こーして!!」

おつかれさまでした…。

 

それはそうと、実家からいちばん近い活火山が

噴火警戒レベル2に引き上げられました。

なんといっても、まだまだ「2」だし
実家はお山から30キロ近く離れているので、

噴石や火砕流の被害は免れるでしょうが、

もしも噴火したら、実家市は小さくはない災害になることもあるのかも?

母は全然知りませんでした。

とはいえ「2」ですからね。

不安をあおってはいけないので。さらーっと流しました。

まあいい。

また明日ね。TVは消したほうがいいですよ。