認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

母とAlexaにサンドされる阿鼻叫喚…

日課の、Alexaで呼びかけようとしても
なぜだか「おかあさん10」(実家の母用Echo Show10)デバイス
画面に現れません。

本当はこのように現れますが、使えないときはグレー落ちになります。

東京自宅のEcho Show5でも、iPhoneのAlexaアプリでも。
iPhoneのAlexaアプリでは
「おかあさん10」が「通話中」になっています。バグですね。
またかい。

固定電話へ電話をかけるとすぐにつながって、
「あら、今日はこっちなの?」。
すっかりAlexaトークがデフォルトです(よかこつ!)。
「うん、Alexa調子悪いみたいだから。電話をかけました」
「顔見たいわ。今日はフクの顔を見たい」
え、そうなの!?
仕方なく、意を決して、アクション「再起動!」

ついこの間もやりました。たいへんでした。

 しかし、たびごと、
◎母は前回やった操作を見事に忘れている
「Alexa(Echo Show)の箱の上を見て」「画面の上を見て」が通じず
 どうやら母は固定電話を必死で見ているよう
「ちがう、母さん、電話じゃなくて、Alexa!!」
 と声を張り上げるたびに、自分のEcho Show5が起動して
 Alexaに「すみません、よくわかりません」と叫ばれる地獄。
◎母はすっとこどっこい動作を繰り返し、
 「そうじゃなくてAlexaは、左です。画面の上にボタンが3つ並んでいますから」
 「すみません、よくわかりません」
 「大きいボタンしかない」
 「Alexaの上を見て、箱の上」
 「∞▼∠Ⅲ♭∪∝∴☆‡≠∵?………!!」
 「見えない!!」「ないわよ💢」
 なんかもう三者三様で叫ぶ阿鼻叫喚。
◎ようやくオフできて喜んだのもつかの間
 「はい、さっきのボタンを押しますよ」と説明しても
 すでに「さっき」が溶けてなくなっており
 一から阿鼻叫喚をやりなおし…

いつもの磨りガラス画面がめっちゃうれしい!

画面がつながったときの喜びはひとしおでした。


元気そうでよかったです。
配食のお弁当もちゃんと受け取って半分食べたそう。

 

それにしても暑そうなので
「適宜冷房をつけてくださいよ」と言うと
「私の相棒はこの子、ミニ扇風機最高」と母。

母さん、それは扇風機ではなくサーキュレーターなんですが…。
まあいい。

母の相棒がこちら。ちょっとお高いのですが、この子はとてもよかったです。
ダイヤル式で風が調整できるのがいい(首は振りません)。めっちゃゆるくかけることもできるのです。

もうこれなくしては考えられないなぁ。我が家の遠距離介護。使い始めにはこんなに便利だとは思いませんでした。一方的にこちらからつなげるのが最高に便利です。