認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

木曜日、帰京しました

木曜日、燃やすゴミを出してから
朝9時すぎのバスで、実家を旅立ちました。


この日に帰ることは前夜に何度も確認済みでしたが
当日28日の朝、母には「フクは29日に帰るんだっけ?」と聞かれました。
「いいえ母さん、今日、28日に私は東京に帰りますよ」
と伝えました。新鮮に驚く母。「あら今日なの!?」
バスの時間も書いて置いて。
この紙、見失わなければいいのですが。すぐ景色になっちゃう。

 

ところで
昨日の水彩色鉛筆のこと、水彩については覚えられないだろうと思い、
メモを入れたらウケました。

 

「画伯」に気を良くしたのか
出がけの掃除機かけからダイニングに戻ってきたら
テーブルの上に置いてありました。


かわいい!

こんなに!? いいんですかーっ!?
ここはありがたくいただくことにしました。なぜなら

「駅(実家駅)で、フクがこの間買ってきたおいしいウナギ弁当を
夫ちゃんに買って帰りなさい」。
どうやら母から夫へのお土産代らしいので、ありがたく。

すごいすごい、先日のウナギ弁当を覚えていてくれたことに感激です。
そんなにおいしかったのか!?

…と、「実はさぁ」ののりで、いきなり母が話しはじめます。
「あの、駅のウナギ屋さん、人通りが多いところに
そのまま出してあるから、
『ホコリがいっぱいで気持ちが悪い』って私言っちゃったのよ。
でも、だからそのあと解消されてきれいになったのよね」


すでにどこのどんな店のことを指しているのか、まったくわかりません。
もちろん、実家ターミナル駅にそんなお店はありません。駅ビルですし。
駅が新しくなる前の話かしら?
でも、そもそも母がウナギ屋さんを気にかけるかな?
まあいい。「あらそうでしたか」とお茶を濁しました。

ドタバタの1週間でした。
互いに、また1カ月間、元気で過ごしましょうぞ。

それじゃあねーっ!

夫へのウナギ弁当は新宿で買いました。
九州より1000円高い (T^T)

泣いてる場合ではありませんね。
喜ばないと!!
10日間で三度国産ウナギを食べられる幸いを噛みしめましょう。


こんな好機はめったにないかもしれない。
まあ人生初の国産ウナギ三連チャン。
ウナギ、めちゃめちゃおいしゅうございました。
あわててがっつき、せっかくなのに撮影するのも忘れました。
写真は空き箱です。
えへ、役得。