高齢ADHD母の遠距離介護記録

89歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDと。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。介護しながら母娘関係をおさらい、修復しています。

まちで見かけるひとりぼっちの高齢者はいつも母だ

東京自宅は賑やかなまちにあります。
ミュージシャンやアーティストなど、
エネルギッシュな若者の根城で、夜通し眠らないまちです。
でも、朝方数時間は、おばあちゃまたちが元気な時間帯。
おばあちゃまたちは、朝10時前の開店を待って、
ドラッグストアやお茶屋さんの前に列をつくります。
24時間営業のスーパーも、朝10時は高齢者でいっぱい。
見慣れた若者のまちも、朝10時は高齢者パラダイス。
このまちの、ちょっと好きな光景のひとつです。

 

朝10時、いつものスーパーに買い物に行き、レジで順番待ちをしていたら
前の方と私の間を、急いでいるふうの女性がさーっと通り抜けて行き、
すれ違いざまに私の前に並んでいた女性に、
ドンと荷物をぶつけていったので、見ていた私が驚きました。
ぶつけられた前の女性に「大丈夫でしたか?」と声をかけたら
目を丸くして「びっくりしたぁ…」
母よりややお若いくらいの高齢女性でした。

 

列が進み、前の方のお会計がまわってきました。
担当は、忙しいスーパーの、忙しいレジ係さん。
早口な言葉は、高齢女性にはまったく聞き取れないようです。
レジ係がイライラしながら
「この店のカ・ー・ド、あ・り・ま・せ・ん・かっ💢?」
高齢女性、
「ああ、持っていませんよ。ここのお店、初めて来るから」。
それが聞こえてきて、胸をギュッとわしづかみにされました。

初めてなんだ。もしかして、このまちの新入りさんなのか!?
一所懸命お支払いをしていらっしゃるのですが
それでも忙しいレジ係を満足させる速さではありませんでした。
うああああ、気の毒です。
レジ係さんのイライラが、
この高齢女性にまったく伝わりませんように!!

 

高齢女性はどこからいらっしゃったんだろう。
もしや地方から転居されてきた?
このまちの速さは、おつらくないかしら。

とはいえ、私のできることはないし、
とりあえず、会計後の荷物台で、高齢女性の隣に陣取り、
自分の荷物整理をしつつ、お困り事はないだろうかと目を配っていました。
別にありませんでした。
_| ̄|○

最後、カゴを戻すのに少し難儀していらっしゃったのでお手伝いしたら
ニコッと笑って「ありがとう」
おれ、しあわせです。

 

どうか、このまちですれ違うすべての人が、この女性にやさしく対応しますように。
高齢女性がこのまちのことを、「悪くない」と思ってくれますように。
と願わずにいられませんでした。


このまちが、
地方から上京された高齢者に、やさしいまちでありますように。
いや、すべての困っている人に、やさしいまちでありますように。
そして外で母が困ったときに、どうかやさしくしてもらえますように。

同時に
みなさん、どうかお願いです、
困っているうちの母にやさしくしてください!!

そんなふうに叫んでいる小さい子がいるんですよね、自分の中に。
まちで高齢者を見かけるといつも思うことです。

とにかく目の前の人に、できることをすることです。
宇宙は相似ではたらくものだと思うので
こちらにやさしさが届けば、あちらにもやさしさが届く。
間違いない。

 

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