認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

実家の防災訓練対応など

週末は実家地方のイベントがモリモリでした。
土曜日は防災訓練で、
安否確認用の白いタオルを、
朝8時30分までに玄関の見えるところに掲出しておくというタスクが。

民生委員さんが事前に私に伝えてくださっていたので、
実家の母のメインカレンダーにも目立つように書き込み、
前日夕方にも伝え、当日朝も母に伝えるようにしました。

土曜の8時頃に母にAlexa呼びかけすると
「7時30分くらいに表に出したから大丈夫」との回答。
念のため防犯カメラで確認すると
ちゃんとかけてあるのでヨシ、でした。
防犯カメラ大活躍。

母がちゃんとできている旨、
気にしてくださっている民生委員さんにもメールでお伝えしました。
訓練が一段落した9時頃に、民生委員さんから
「メールありがとうございました。
私も気になって8時に見に行きましたが
ちゃんと出ていました、大丈夫でした」と電話が来ました。
たかがタオルを掲出するだけなのに、一大イベント…
なんだか申し訳ございませんでした(汗

あとからよくよく考えると
防災訓練なら、本来は、認知症で白タオルを掲出できない独居高齢者の
安否確認をどう行なうかを検討するほうが現実的なのでは?
と、頭をよぎりました。
実際の災害時に、母はタオル掲出を思い出せないはず。
東京からの通信が途絶えることもある

(=災害時、遠隔ではサポートできないことがある)。
そしてできないのは多分、うちの母だけではないはず…。
まあいい。

日曜日は敬老イベントらしく
ランチにお弁当が配布される日です。
これも前日夕方にも伝えましたが
念のため当日朝にもAlexa呼びかけで伝えました。
前日夕方も、当日朝も、すっかり忘れている母。
そして伝えるたびに新鮮に大喜びします。


日曜日は、「今日はお昼ご飯に特別なお弁当が届きますよ」
と伝えたら、小躍りして喜びました。


そんなに喜ばれると私までうれしくなっちゃう。

やはり母は、「明日はお弁当の日」は
九分九厘覚えていられないのだということを、
私がよく理解できるようになりました。
上手に伝えられるよう、
そして私自身の負担も軽くするよう、
対策を考えようと思いました。