認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母、所属団体の催しを休んでしまう

火曜は朝から、
母が責任者を務めている学習会メンバーの遠出の日。
年に一度、
観光地にある料亭に、みなさんでランチに行くと聞いていました。

月曜夕方にはAlexa呼びかけで
「何時起き?」「おうちは何時に出ますか?」「電話しましょうか?」
などしつこく確認していました。
「朝はバタバタしているので電話してくれなくて大丈夫」
と母が言うので
「じゃあ電話はしないけど気をつけていってらっしゃい」
でAlexaを切りました。

 

火曜は朝から「今頃出かけたかしら」などと思いを巡らせ、
夕方には「今日は土産話で盛り上がるかな」なんて思いながら、
日課のAlexa呼びかけをしたら、まさかの
母、行っていませんでした。

WHY?

「具合が悪くて、気乗りがしなかったから行かなかった」
それ自体は全然いいのですが
私の妖怪アンテナが立っています。

今までこんなことはありませんでした。
母が、自称“生き甲斐”でもある学習会の催しをパスするなんて。

夕方話した感じでは体調が悪いようには全く見えませんでした。
そればかりか、呼びかけ直前にはまた、
片道20分の坂道を往復してコンビニまで出かけていました。
???
もしかしてもしかすると、
母は自分の認知症が気になって、

健常なみなさんと一緒に過ごすのが
急に気後れしちゃったんじゃないのか!?

 

私の考えすぎかもしれませんが
また少しずつ、コトが動くのかもしれません。
どんと来ーい、やで。

 

ちょうど今日、
実家市から書類の転送依頼の書類が届きました。


大丈夫、大丈夫。
変化を味わい、受け入れていきますとも。

「寒くなると指先がひび割れてしまうのよ」と言う母に、薬を持ってきてもらって一緒に塗り塗りしてもらいました。忘れちゃうね。まあいい。