高齢ADHD母の遠距離介護記録

90歳独居の母は要介護1。高齢者のADHDで認知症、片耳難聴からの両難聴。東京~九州で、遠距離介護しています。私1965生。いろいろあるけど、まあいい!

それでも学習会に出かける高齢母

水曜日午前中は、母が長を務める月一回の学習会でした。
前夜の火曜夜、また事務局の方から
「いつも娘さんにごめんなさいね。
お母さんと電話がつながらないんだけど」と私の携帯に連絡がありました。
「さきほどの電話で、
明日10時から◎◎◎◎で学習会と、覚えていましたから大丈夫と思います」
とお伝えしたら安堵されていました。
きっと母に、わざわざリマインドの電話をくださっているのです。
ありがたい…。やはり気になって
「あの、本当に母はご迷惑をおかけしているんじゃないでしょうか」
と伺うと
「あのお歳ですもの、お越しいただけるだけでいいんですよ。
それを見て、私たちは元気になりますから。
おひとりでバスに乗っていらっしゃるだけでも
本当にすごいと思うのよ。
だれよりも早くお越しになるの。
『今日の予定を板書するから』って」

え…その、程度で、いいんですか…???
母、若干の客寄せ高齢パンダ感…。いやいやお役に立てるなら十分ですが。


母就寝後のリビングに呼びかけでつなぎました。画面の中には暗闇が広がります。
その後アレクサで呼びかけても、母は就寝したあとだったので真っ暗。
水曜朝一で再び呼びかけると
「みんなが来る前に行って、板書しなくちゃ」と、
めっちゃヤル気のお出かけモードの母が現れました。よかった。

実は“冬物ズボンが見当たらない”とか、困ったことはありますがそういうのはぶっ飛ばして、
いってらっしゃい!


夕方、日課のAlexa呼びかけ。
イベントを終えて、お疲れで、もう入浴も済ませた母が現れました。

今日は音楽イベントなので、画面の中で指揮しています(汗

「みなさんが喜んでいる顔をみているのがいちばんうれしい。
やっぱり人生一度きりじゃない? 
どう生きるか、そういうことが大事なのよ」と、
自身の言葉に感動して、涙を浮かべながら母(母、感動屋さんです)

 

別にそうは思わないし、わたしはそんなこたぁどうでもいい。ただ
母のうれしい様子はとてもうれしい。
というわけで
「そうですね、すごいですね。充実した学習会でよかったですね」
と激しく相づちを打つわたくし。

 

母娘で価値観も生き方も大きく異なりますが
いろんな生き方があっていい。
今更ぶつかってもしょうがない。
母が笑っていられるのがいちばんですわ。

 

電話をくださった方(事務局の方)の亡夫がALSで、母は10年以上その寝たきりの夫さんに、朗読ボランティアをしてきました。亡くなられたあとに、ひとりで過ごされている妻さんを学習会へとお声がけして、これまた10年以上なんだそうです。特別に訓練を受けたわけではなく、ただ素人の音読ですが、1時間も通しで音読するだけでも大変なことだと思うので(私は30分でヘロヘロです)、そこはリスペクトです。そしてみなさんのドラマが熱いよなぁ。現在は、勉強会の仕込みは、実質この方がやってくださっているようです。母は正直、もうよくわかっていないのです(大汗 なるがままにおまかせします。