ラジオつけっぱなしで寝るのはあかんで。認知症のもとやで

昨年病を得た夫。
そこそこハードな手術を体験し、術後の苦労、痛みを味わい、
今まで知らなかった【弱い側】に立つことになりました。
そこで初めて、
歩道をびゅんびゅん走る自転車の怖さ、
歩きスマホで突っ込んできそうな人の怖さ、
子どもが大はしゃぎで走り回るスーパーや歩道も怖いぞ、
みたいなことを味わいました。
「今回初めて体験して、とてもよかったと思っている。
一生知らないことかもしれなかったもの」と夫。
「病を得てトクしましたな。
今までの自分と異なる立場の人の気持ちがわかるのは
とてもいいことだと思いますよ」なんて話しています。

夫は基本アマノジャクだし、小憎らしいことも多々ですが、
私の言うことに耳を貸すことも少しだけ増えました。

今説得しているのは、
「一晩中ラジオをつけて寝るのはやめなさい」。

我々夫妻は、互いの部屋で好きに過ごして休むので、寝所も別です。
1年くらい前から、
ラジオ好きな夫が聞いてつけっぱなしで寝るようになりました。

先日、早朝に台所で支度をしていたら
隣室の夫寝所でついているラジオが聞き取れて、
これやっぱりよくないんじゃないかと調べたらビンゴでして。

夫に、
「認知症って、私たちにとって、もう決して遠い世界の話じゃないの。
明日始まってもおかしくないところにいるんです。だから
睡眠中に結構な音を聞き続けているとろくなことがないから
ラジオはやめたほうがいいと思うよ？」と諫言したら
「わかった、努力してみる」とのこと。
ちょっと、素直やんか！！　大丈夫か！？

よい睡眠って大事です。侮るとあとでエライ目に遭います（私は遭いました）。
【過去記事です】