認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

がんサバイバーの体質改善_漢方薬

がんサバイバーとなった夫の体質改善のために、
ほぼ1週間前に大学病院の漢方外来を初受診。
夫が脈診してもらうのを見ていると、こっちの気分が上がりました(単純)。

真武湯(シンブトウ)による夫の変化

この1週間、処方された漢方薬を一日3回服用している夫。
明らかに冷え性の改善が見られます。
気候が少しずつ春に向かっている時期…
というのを差し引いて考えても、漢方薬を飲んだ翌日くらいから、
夫の普段の異様な寒がりが軽減しました。
夫は職住近接で、昼ご飯も自宅に戻ります。
昼も夜も、帰宅するとガタガタ震えながらストーブにあたるのが常でしたが、
それがなくなりました。なんなら「消していい?」と暖房をオフします✨ 
まるで別人。
※通常、我が家の年間暖房スタート&ゴールは、よそ様の2カ月近く早くて遅いのです。
※浴槽にしっかり入る頻度は週2に減っていますが、それでもこれ👍

 

一昨日などは、朝から
「寝汗をかいて起きたわ。こんなこと初めて」と言って起きてきました。
自身の体の変化にうとい夫も、キャッチできた変化にびっくり。
私はさらにワーキャー、あがっています。
火曜の朝なんて、朝の検温で36度9分を叩きだし、「え…!?」という感じ。
最高じゃないですか!!
処方されたのはツムラの「真武湯(シンブトウ)」。夫には合っているのでしょう。

 

一方、私に処方されている漢方薬は「柴朴湯(サイボクトウ)」。
歯科ペインクリニックを受診し、
舌痛症やほかの非歯原性歯痛に対して出していただいています。
「なんだよやっぱり豆腐メンタルじゃん!!」になりそうで
自分では漢方薬での改善を認めたくないところですが、
薬をやめると舌は痛み始める、3回飲むのを2日続けるとかなり症状は改善します。
これを世間では「効いている」というのだ…。

漢方薬も合わないもの、ピンとこないものもある

今までに私が処方されたことのある漢方は
婦人科の持病があるので、20代、30代で
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」や「ケイブック」。
正直、あまりピンとはこず、長期(半年以上)では服用できず、
持病をこじらせて手術に至りました。
それでも、体に合わないということではなかったと思います。

全然合わなかったのは2つあります。
もう20年近く前のこと、
まちの漢方薬局で、体質改善のためにブレンドしてもらった漢方薬を試みたら、
胃がキリキリ痛むようになり、すぐに飲むのをやめました。
それから、今回の「柴朴湯」の前に処方された「立効散(りっこうさん)」も
合いませんでした。
口に含んだ瞬間に強い痛みを感じてビックリ。

同じ漢方薬でも、人によって、合う・合わないがあることを痛感しています。
だから医師に相談したうえで処方してもらったり
プロに相談して処方してもらうのは大切だと感じます。

オンラインでできる漢方相談

品川にあったときに時々出かけていた
ニホンドウの漢方ミュージアムや薬膳レストラン10zenは
2022年6月に表参道に移転したそうです。
気軽に漢方相談ができるし、サクッと買える体によさげな雑貨もあるし、
薬膳レシピや漢方入門書も購入できるし、
10zenはおいしいし、体によさそうだし楽しい場所でした。
オンラインでも買えるの、いいな。

www.nihondo-shop.com


オンラインの漢方相談も無料でできますよ(ただし予約制)。

www.nihondo.co.jp

 

そういえば、今回の肺がん発覚⇒手術⇒術後の流れの中で
鍼灸師に診ていただく選択肢を、まったくもって忘れていました。
忘れていたことに自分でもびっくりだわ。