認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

高齢母の「べろべろばあ」って、なに!?

水曜日は移動販売で昼食を調達します。
本日の成果です。


「べろべろべろばあ」「べろべろばあ」…

お昼ご飯を食べながら
母が聞こえるか聞こえないかの小さな声で何度もつぶやいています。

「どれ? どれがべろべろばあなの!?」

 

食卓を見つめながら私の心が叫びますがわからない。
黙って食事を進めていました。
母は、多動なので、食事のときにヘタに話しかけると
注意がそれてしまい、それた方向に向かって突っ走っていくのです。
⇒それ以上ご飯が進まなくなります。

母の食事が終わったので、どうしても気になるので尋ねました。
「母さん、どれが『べろべろばあ』なんです?」
「え、もうないよ。もう熱くなくなったもん」
!?

最初に食べたたこ焼きの中が熱くて
お口の中で舌がれろれろになるので
「べろべろべろばあ」なんだそうです(1回増えてます)。

それを聞いてヒイヒイい笑いました。
話ながら本人さんも、笑いが止まらぬようでした。

写真左上。昨日隣家の妻さんに、タラの芽を1パックいただき、
昼ご飯に、人生初のタラの芽の天ぷらを作りました。
これ、ふ、フリッターじゃね!? 天ぷらじゃ、なくね!?
😭😭😭

 

移動販売では顔なじみの高齢女性(80代、たぶん独居)がひとりおいでで
いつものように「こんにちは~」とご挨拶。
母があれもこれも買おうとするのに、
「それあります」「そっちもおうちにあります」
「母さんその量は2人じゃ食べきれません」と応える私を見て、私に
「いつもすごい量を買うから、
『ひとりなのに、そんなに買って大丈夫なの!?』って心配なのよ」
「ご覧の通り、全然大丈夫じゃないんですよw。
すみませ~ん、ほほほほ」と、胸を張って応えるわたくし。
※母が片耳ろうでかなり難聴が進んでいるので、このような「Aクイック」な会話が可能です。
こうして見守っていただいて
ホントありがたいです。
しかも、エコバック忘れた私たちに、
「これよかったら使っていいわよ」と、高齢女性が
お持ちになっていた予備のスーパー袋をくださいました。


水曜日にここに母が来ていなければ
「◎◎さんが買い物に来てない。大丈夫?」とか、
民生委員さんに連絡が行くとか、
ありがたい不文律があります。

実家地方、最高!!


そんな民生委員さんの連絡先とスケジュールが
実家の居間に掲出されておりまして。
なにか母がやらかしただろうことが匂い立つわけです…。

まあいい。

…行ってきます。