私自身がまだ追いついていませんが
ミラクルが起きたと言ってもいいかもしれません。
配食の曜日が、火曜・木曜・土曜の、週3になりました。
1枚目、フキダシの中の台詞に、母からNGが出て、2枚目の通り書き直しました。夜あらためて見た母が「変な言葉」と笑っていました。まあいい。
3月までは土曜だけ(週1)だったし、
4月からは一か八かで増やし、火曜・土曜の週2のはずだったのですが。
先にお弁当屋さんに対応をお願いし、
夜のうちにカレンダーの書き込みを仕込んで、
木曜朝にどさくさに紛れて「母さん、配食は火・木・土の週3回ですからね」
とふつうに伝えると、
「そうよね。週3よね。この青いところね」。
え!? 母、いとも簡単に、普通に受け入れてくれました。😲
今回介護帰省してから週3になるまでには紆余曲折がありましたが、それは後日今度あらためて。
さらに木曜の介護事業所との打合せで、
これからはヘルパーさんに、2階の母の居室も
掃除していただくことになりました。😲
認定の有効期間はまるまる4年。母さん、要介護1のまま、また4年間突っ走って頂戴。
新しい介護認定がおりたのに合わせて、
ケアマネさんとヘルパーさんがそろって実家へお越しで
母も一緒に1時間ほどの打合せをしました。
母がぼっちにならないように、母用にお客様のお名前札を置かせていただき、の“参加している感”を演出w。帰省してすぐ、今日の予定は伝えてはいるのですが、母はもちろん忘れています。今日は直前30分前に告げると「イヤ!!」と拒否していましたが、10分後に顔を合わせたときには口紅引いている母。かわいいです。
打合せの途中で、ケアマネさんが
「これからの作業でリクエストはありますか?」と尋ねてくださったので
母にしれっと「これからは2階の母さんの部屋にも
掃除機かけをお願いできれば最高ですよね。そしたらいざというときも安心だし。
そうだ、母さん、今日はさっき片付けたからお部屋もきれいだし、
2階をおふたりに見ていただきましょうよ。
母さんがお部屋にご案内したら?」と水を向けると
「そうね」と、母が先立って、介護事業所のおふたりを連れて
自室と2階にスタスタあがっていったのでした。
え!?
先に相談にのってもらっていたケアマネさんと私は、
アイコンタクトしつつのガッツポーズでした。
ちょっと信じられない、思ってもみない母の心の開き方でした。
母がもっとも嫌がる衣裳部屋も、
はじめこそ「ここは物置だから」と嫌がっていましたが
「大丈夫、掃除機もさっきちゃんとかけていますから、
ちらっとお見せしたらみんな安心ですから」と言うと
扉を開いて室内を見せてくれました。ヨシッ。
やはり「散らかっている」(他人にはいい顔をしたいのにできない)のが、
母が心を閉じる(そして行動を閉じる)大きな原因だったようです。
ヘルパーさんには、現場の魅惑のパワーワード(ぐずった母に効く魔法の言葉)として
「虫がいないように、ベッドの下に掃除機を丁寧にかけましょう」
をお伝えしました。きっとうまくいく…。
本日お越しのおふたりのチームプレーが鮮やかで、
ヘルパーさんと私が、別室で現場の調整をしているときには、
ケアマネさんがしっかり母の話し相手をしてくれていて、
次さっと役割交代して、
ヘルパーさんが母の話し相手をしている間に、
ケアマネさんと問題点の共有をすることができました。
…鮮やかすぎる。
というわけで、母の見守りプロジェクトの前進ぶりが
想像以上に大きくて感動した一日でした。
たとえその時によい答えが出せなくとも、
懸案事項や理想の状況を
ケアマネさんと共有しておくのはすごく大事なことなんだと再認識しました。
ちなみにお客様がお帰りになったあとも
母は、歌ったり、踊ったり、テンション高く絶好調でした。
みなさんが、いい気にさせてくださるおかげです。
ホントありがたい…。