実家で、イヤでも目が行く
掲出された民生委員さんの連絡先…。
ご挨拶に伺ったときにこの件について尋ねたら
「まあ! 本当に貼ってくださいましたか。
頼りにされてるみたいでうれしいわぁ」と朗らかに笑う民生委員さん。
民生委員さん不在の折に、母が何度かご自宅を訪ねたようで
それを知って気の毒に思った民生委員さんが
「これ、お部屋にでも貼っておいてください」と
ご自身の連絡先とスケジュールをデカデカと大きく書いて、
渡してみたのだそうです。
「もともと(母は)私が公民館にいることが多いのはよくご存知なので
まず公民館をのぞいてくれていたんですが
どうやらそれをお忘れで、少し距離のある私の家に何度もお越しになるのが気の毒で」
ありがたいことです。
「距離がある」といっても、公民館は30メートル、民生委員さん宅へは200メートルの距離です。すみません!!!
contents
母のトラブル
母が民生委員さんを何度も訪ねた理由が、
「お弁当が来ない」の相談でした😢
「あれ? お弁当は土曜日でしたよね。◎◎さん、今日は金曜日よ」
「あら、金曜日。まちがっちゃった! ああそうねぇ」
「それよりも食べるものはありますか? 大丈夫?」
「食べるもの、ない(困り顔)」
ええええええええーーーーーっ!?
食べるもの、ない!?
ちょっと衝撃で。それを聞いたときに、母が可哀想で、私が泣きそうになりました。困っていただろうな。
そのあと民生委員さんが、もろもろアドバイスしてくださって
その後は「うん大丈夫、大丈夫」と持ち直し、その場はしのげたようでした。
しかし、この問題はなかなか大きいというか、根深いように感じました。
「食べるものがない」水面下の問題点
✔ 毎日Alexaで話し、この日も私とその前後に話しているにも関わらず
私がこの件を承知していないこと
⇒母が困りごとを娘に相談できていないことがわかった。
⇒あるいは、うまく暮らしている取り繕いなのか?
ただ忘れているかも知れない。
✔ 家の中に山とある、すぐに食べられるものが、母は認識できなくなっている。
✔ そもそも毎日のように「今日はこれを食べる」と話を聞いていて
それはコンビニの巻き寿司といなりセットか、デパートのおこわ弁当で
娘は「好きなものを食べられていいわね、うんうん」という認識でしたが
母は自分で買えるものだから毎日買っていたという懸念がある。
もちろん、本当は、毎日巻き寿司といなりセットが食べたいわけではない。
⇒という本心部分を、娘がきちんと認識できていなかったことが推察できる。
✔ 食べるものがない、困ったという困窮感が、
母のベースに強くあると推測される。
⇒買いだめ問題などもすべてこれに紐付く。
✔ レンチンご飯、レトルトカレーなど、
張り紙の指示方法を、今の母に適したものにしなければ。
✔ 冷凍のお弁当のレンチンはそもそも無理。
暮らしは楽しく(=生きるを楽しく)。無理なことはさせない。
そもそも、おべんとうは民生委員さんの管轄でも、介護事業所の管轄でもないんですが(娘の管轄ですw)、それはちょっと置いておいて。
民生委員さんからのタレコミ
これを聞いて、一か八か、配食を週3に増やそうと思いたちました。
「火曜・木曜・土曜」なら覚えもよかろう。
でも母は、配食に対してもネガティブだから、増やすのは嫌がるのでは…
いやでも、食べなくてもいいからあるほうが…
その場で民生委員さんに相談すると
「この間は『週2回か3回かお弁当がくるの』と話していたから
そんなに正しく認識できていないと思いますよ」
との情報を得て、踏みきり、即座にお弁当屋さんに追加依頼をかけました。
そしてこの助言の通りでした。
民生委員さん、神✨✨✨
介護事業所と共有
ケアマネさんにも連絡し、問題を共有してもらいました。
ケアマネさん⇒ヘルパーさん で、意見を吸い上げてくれて、やはり同様に
「実際には、食べるものがないなんてありえない(それを認識できないことが問題)」
という、私と同じことを感じておられるようでした。
「ためしに、配食を週3に増やしてみるので、
ヘルパーさんには申し訳ありませんが、廃棄食品がまた増えると思います。
ご対応をよろしくお願いします」
と、ケアマネさんに伝えると、
「ないと感じて困るよりは、あるほうが安心です。
ヘルパーも対応して、しっかりサポートしていきます」と応えてくださいました。
あとは介護事業所での打合せで、
訪問介護時(木曜日)に配食が来ることを促すとともに
「困りごとはまず娘さんに連絡してみよう」を、
ヘルパーからも折あるごとに伝えていく」ようにしてくださるそうです。
めっちゃありがたいです。
民生委員さんへフィードバック
ということを含めて、
「配食増えた」「ヘルパーさんが2階も掃除してくれるようになった」などを
民生委員さんにフィードバックしたら、
サポートの進展をすごく喜んでくださり、
「私も“娘さんへ連絡”を徹底しますね」と、うれしい援護射撃がきました。
「では、また来月の中旬に、帰省したらご挨拶に伺います」
「ご心配でしょうが、大丈夫ですよ。私も顔を出して見守ります」
😭😭😭
母さん、みなさんに支えていただいて、幸せですよね。
…本人は、なにも、わかっていません。
まあいい。
パクパクよう食べてくれます。
おいしいはごきげん!