認知症母の遠距離介護記録

91歳独居の母は要介護1。認知症で高齢者のADHD、片耳ろうからの両難聴。眼底出血による視野狭窄と視力低下。そして腰椎圧迫骨折!! 東京~九州で、遠距離介護しています。執筆者は1965生の娘。いろいろあるけど、まあいい!

レトルトカレーとレンチンごはん。指示書は認知症母に伝わるか!?

 

土曜日に帰京しました。1枚目)ノートPCをパタパタしながら寝落ちして、ハッと気づいたら濃霧の中を走行する空港バス。慌ててシートベルトを締めましたw。2枚目)フライトも終始雲の中。まるで今の私の遠距離介護を示唆するようですが、ちゃんと目的地に到着しましたもんね、予定より早く! すごい。この先も、方向定めたら、あとは流れに身を任せていよう。

できることをできるタイミングでやっておきたいので、
夜のうちに、レトルトカレーの作り方を書いてカレーに貼ったり、
レンチンご飯の作り方を改善してパックご飯に貼り付けました。

 

レトルトカレーは、よく封をあけたまま
放置されているものがあるのが気になって
もしや口を開けて作ると思っているのか?と、
「袋をあけずに」の文言を追加。

大きさはA4サイズ。文字も大きく。
母がひと目でわかるように、写真入りで作成した力作であります。
朝母に見せたら、
「でも穴があいているから、袋を開けて作るのよね」。
ん??  穴!? そうか!
「母さん、ちょっと信じられないかもだけど、この穴ね、
お箸を差し込む穴なんですよ。ほらこうやって」

と、見せたら腹抱えて笑う母。
「そんな穴なの!?」
たぶん、5分後には忘れていますが
潜在意識にひっかき傷でも残せないですかね!

レンチンご飯の指示書も作り直しました。
1枚目のピンクが旧、2枚目の大きいのが新。

 

いつも「これは水を入れて作るんでしょう?」と言い続ける母に伝わりますように。
書いた紙の上に点線書かなきゃわからないと言われ
加筆されました。

ユニバーサルデザインについて、真面目に考えちゃう。「認知症でもひとりで暮らせる、理解できるパッケージデザイン」とか。母に伝わるパッケージデザインなら理解できる高齢者が増えると思うんですけど。私がさらに経年したときのことを思い、強くニーズを感じます。

うまくいきますように。なにとぞ~。

 

帰京して、東京自宅からAlexaにつないだら
コンビニから帰った母が買って来たと見せたのは
巻き寿司、おいなりセットでした_| ̄|○

「母さん、今日はお弁当来る日ですよね」
「もうほとんど食べた」
「嘘は言わないでくださいね」
「ひひひひ」
母の深層心理がつかみきれません。むむむ。難易度高いわ。
「コンビニで50円引きだったし、
明日の昼間で分けて食べられるからいいの」だそうです。


まあいい。

またひと月、気ままなサバイバルがんばれ、母さん!

 

夜中のひとり撮影大会。ワンカットでわかるのはどれ!?