介護帰省時恒例の、母がエビフライを作る日です。
前回帰省時はやらなかったので少し間が空きました。
今回も上手に作れました。
天ぷら鍋、ごま油(太白ごま油で揚げます)、
小麦粉、パン粉、エビをすべて調理台に置いておけば
母、作ることができます。
卵は自分で冷蔵庫から取り出して、ちゃんと使ってくれました。
できているかどうかそっとのぞき見…
テキパキ動いてらっしゃる。よしよし。
台所に女が二人はケンカのもとだし、
母がやるときはお任せする体です。こんなふうにのぞき見。
エビフライと卵焼きは母作。付け合わせは娘作。
母のエビフライは安定のおいしさ。大好きです。
わたしはまったくかなわないなぁ。なぜでしょう。
結構あったエビフライがすっかり売り切れ、
母もご満悦。
先日は「完食できた喜び」でしたが
今日は「作ったものが売り切れた喜び」。
作り手の顔になっています。これがいいんだろうなぁ。
※地域で料理を教えたり、大量の料理をみなさんで作るのを指揮したり、
とにかく料理を作る人だったのです、母。
「またエビ買っておかなくちゃ」
「イヤイヤ母さん、まだまだまだまだあるから買わないでください(大汗」
それでも、きっと買っちゃうんだろうなぁ。
宵のうち、母が「疲れたー、しんどいー」を連発するので
「母さん、今日は盛大にエビフライ作ってくださったから。
めっちゃ労働したからそりゃ疲れますよ。
エビフライはおいしかったし、今日はゆっくり眠れるしよかったですね」
称えまくりました。
だってせっかくの達成感を思い出してもらわないと(この段階ではすでに忘れています)、
お疲れだけが残るのはあまりにもったいない。
思い出した母、ニコニコが戻りました。よかった。
ふと視線を感じて母の隣を見たら
また目ェ、ついとるやないの!!